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「北京ビキニ」を知っていますか?衣食足りて礼節は成立しない中国の夏事情

今年も暑くなりそうですね

今年は感染対策の規制が緩和され、久しぶりに普通の夏がやってきます。自粛していた夏祭り、花火大会といった夏の行事も再開されるといいですね。

血沸き肉躍る夏ですが、しかし昨今の夏の暑さは凄まじいです。我が郷土、岐阜県も日本屈指の熱帯としてニュースになります。

https://twitter.com/Zero_E13A1/status/887613599417475073?s=20

「多治見では生きていけない」がネットスラングになりました。室内ではエアコン代が馬鹿にならない。かといって屋外の日陰で涼むといっても熱中症のリスクは変わりません。

外に退避する高齢者ってたまに見かけますけどね。公立のスポーツ施設には利用する訳でもないのに涼みに来る高齢者がいます。まあ健康増進の施設なのであながち間違ってはいませんが(笑)

北京ビキニの男たち

さて海外に目を向けてみましょう。中国の夏も暑い。私は何度か渡航歴がありますが、とてもベッタリした暑さでしたね。日本よりも意味もなく屋外にいる人がいました。

そんな中国の夏の風物詩が「北京ビキニ」です。主に中高年男性がお腹だけ出して暑さを凌ぐスタイルを「北京ビキニ」と呼びます。北京五輪の頃、公衆マナーに相応しくないということで禁止になりました。北京の名を冠したのは外国人や海外メディアの眼に触れやすいため。

罰金を導入する都市も出てきたほど取り締り対象だったのです。特に北京市内は減少したそうですが、このところ北京ビキニ族が復活しているというのです。

現地の滞在者が送ってくれました。

メタボなお腹タイプ。
いい腹筋してるだろって見せてる?
妙にカッコつけている感じが。

別名「北京膀爺」という名称もあるので高齢者が中心かと思っていましたが、送ってもらった写真をみると40~50代の北京ビキニ族もいるようです。

経済発展で国民の生活水準も向上した中国ですが、やはり公衆マナーは発展途上でしょうか。

「衣食足りて礼節を知る」とはならないようですね。



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