【INTERVIEW01】 SANGWOO
僕の中での『MY WAY』は『歌い続けること』
5月30日(火)にサードシングル「MY WAY」をリリースしたソロシンガー SANGWOOに、Jier vol.19から1年ぶりのインタビュー。
この1年間の活動、新曲、そして未来についてじっくり聞きました!
SANGWOO -サンウ-
実力派グループ「CODE-V」のリーダーとして2012年に日本メジャーデビュー。2013年12月に日本武道館でのワンマンライブを成功させた。2018年12月23日TOKYO DOME CITY HALLで行われたワンマンライブをもってグループが解散。2019年CODE-Vの元メンバーによるユニット「Niiisan’s」を結成。2021年2月末にグループ活動が一時休止となり、ソロ活動をスタートし、シングル「Olive」、「You」、2022年には韓国人アーティスト・Kから提供された楽曲をタイトル曲にしたミニアルバム『Your Song』をリリース。
僕も頑張りましたが、ファンのみんなの応援があっていただけた「曲たち」です。
■インタビュー、1年ぶりですね。
SANGWOO そうですね。表紙に載せていただいてありがとうございました。
■この1年間にセカンドシングル「You」、ファーストアルバム『Your Song』のリリースがありました。そしてLINE LIVEでの活躍がとても印象的でしたが、どんな1年でしたか?
SANGWOO そうですね。毎年「今年の年末、僕はどうなっているんだろう」という不安が大きいです。でも、ファンの方々の応援のおかげでアルバムまで出すことができて、それで東京だけでなく、大阪、名古屋にも行くことができたので、すごく嬉しい1年でしたね。
■大阪、名古屋は久しぶりでしたか?
SANGWOO もう、ソロ活動を始めてから初めてです。めっちゃ久々にお会いする(ファンの)方々もいたんですが、何年か会っていなくても久しぶりに会う感じがしなかったんです。そういう感覚がちょっと不思議というか、みんな温かくいつものように迎えてくださって、すごく嬉しかったです。
■待っていたと思います、ファンの皆さん。配信を頑張ってよかったなと思うところではないですか?
SANGWOO LINE LIVEは多分5年前から少しやっていたんですが、去年から頻繁にやるようになりました。ファンの方々とコミュニケーションをとるのが楽しくなってきて、ファンの方々もすごく応援してくれて、LINE LIVEで開催されるイベントで毎回いい結果を残せたりもしました。歌うこともできて、LINE LIVEのおかげでも初めて僕を知ってくれる方々もいて、いろんな意味ですごく良かったと思います。
■配信を通して、新しい出会いもあり、再会もできた。「歌う場所」として1年間、頑張ってきたという感じでしょうか?
SANGWOO そうですね。予定されていたイベントが中止になったり延期になったりと、コロナ禍でなかなか歌えるチャンスがなかったので、LINE LIVEで歌うチャンスをいただいたというか、僕が作っていったというか。(配信を通して)歌っていると、それを聴いてくださる方がいた。こういう方法でこういう風に皆さんに歌を聴かせられるのであれば、ずっと続けてやっていきたいと思いました。
■ファンや視聴者の方々の反応は?
SANGWOO いろんな形でみんながめっちゃ応援してくれるし、めっちゃ盛り上がってくれて、すごく楽しい場所でした。でもLINE LIVEは今年の3月でなくなりました。残念でしたね。
■いろいろと賞も受賞されていましたね。
SANGWOO まずKさん(シンガーソングライター)から楽曲を提供いただくイベントに参加して1位になったことがきっかけで、いろいろなイベントに参加するようになりました。年末に行われた「LINE LIVE AWARD 2022」という大きなイベントに参加させていただき、そこで年間ランキング5位と、音楽/楽曲部門の特別賞をいただきました。それがまた、今回の3rdシングル「MY WAY」に繋がるんです。いただいた特別賞に、天才凡人さんから楽曲をいただけるという副賞があったんです。
■Kさんの楽曲もそうですし、今回のシングルもとなると、頑張った甲斐がありましたね。
SANGWOO ですね。僕も頑張りましたが、やはりみんなの応援のおかげですね。LINE LIVEがあって誕生した曲たちですし、みんなの応援があって僕がいただけることになりました。
■ファンの人と一緒にもらったチャンス?
SANGWOO そうですね。いつもありがたいです。
リスタート、
そこに自分の強い意志があるのかが一番大事な部分だと思います
■この5月から独立されたそうですね。
SANGWOO そうですね。もう完全に独立したのでフリーランスです。結構きついところもあると思うんですけれども、本当に自分でできる限り、フリーでやっていこうかなって思っています。
■また新たなスタートですね。SANGWOOさんの新たなスタートを2010年から書き出してみたら、すごくたくさんありました(笑)。
SANGWOO そうですね、もうもうめちゃくちゃ変化の多いグループでしたね。例えば入隊で活動ができなかった時期もありましたが、新メンバーが入ったりとか、メンバー抜けたりとか、もうややこしくなっていて(笑)。そういった変化の多いグループでしたが、その都度新しい気持ちでスタートをするような感覚でした。この人数で頑張っていこうみたいな感じだったんです。ソロデビューしてからは、がむしゃらに頑張ってきました。今後はそういう心配はないですね、解散とか(笑)。
■その中で、2023年はまた新たな気持ちでのスタートだと思いますが、どんな思いですか?
SANGWOO 今月5月に独立したので、完全に新たなスタートを切りました。今考えてみると、人生で何度もリスタートすることになっているので、そこに自分の強い意志があるのかが一番大事な部分だと思います。僕は日本でずっと歌い続けていきたいという強い思いが何年経っても変わることなくありますし、今までいろいろ大変なことはありましたけれども、ファンの皆さんの応援のおかげで諦めずに挑戦し続けてこられました。今こうしてまたリスタートできたのは、やはり応援してくださるファンの皆さんのおかげです。
■新しいスタートにおいて、新曲「MY WAY」がリリースされます。先ほどのお話しにあったLINE LIVEの特別賞の副賞で、天才凡人による楽曲なんですね。
SANGWOO 天才凡人さんとはもう結構長い付き合いなんです。最初はCODE-Vの日本メジャーデビューシングル「君がくれたもの」のカップリング曲の制作をしていただいたので、相当前からですね。いろんなイベントで共演する機会もあり、個人的にも連絡をとっていました。ただ楽曲いただくのは、それ以来10年ぶりくらいですね。
■縁ですね。
SANGWOO 縁を感じますね。
■そして、この曲「MY WAY」はどのようにして作られたのですか?
SANGWOO まず、打ち合わせをして、僕がこういうジャンルで、こういう詞の内容にしたいですと伝えた上で、天才凡人さんがメロディ、歌詞、編曲の全てを手がけてくれて完成した曲です。リスタートするところなので、前向きな気持ちになる、自分のリスタートを応援してもらえる、勇気づけられるような曲にしたいですと伝えました。かっこいい曲もやりたかったのですが、今回はアップテンポで心が踊るような、みんなで一緒に盛り上がれるような曲にしたかったので。自分自身だけではなくて、新しいことをスタートしようとしている全ての方を応援してくれるような前向きで楽しい曲にしたかったです。
■曲ができてきた時はいかがでしたか?
SANGWOO 最初、天才凡人のMiNEさんの声で仮歌が送られてきました。それ聴いて、まず僕が求める雰囲気だったのですごく良かったですし、聴いたときは自分の声ではなくてそのままMiNEさんの声で発売した方がいいんじゃないかと思うほど、めちゃくちゃ良かったですね。それを僕の声で皆さんに聴かせることができると思うとすごく楽しみですね。
■曲を聴かせていただいて、みんなで踊れるような楽しい曲だと思いました。最初のベース音もカッコイイですね。サンウさんがダンスをするのかなと?
SANGWOO そうですね、一時期ダンスダンスマシーンとも呼ばれたんですけど、最近はちょっと体が硬くなったというか、なかなか踊る機会がなかったので(笑)。この「MY WAY」に関しては、ダンスも合うとは思うんですけれども、ダンスよりも自然に体が動き出すような曲調だと思います。残念ながら今回ダンスはないんですけれど、みんなで自然に身体を揺らすような感じで一緒に楽しみたいです。
■ちょうどライブも以前のように自由に楽しめるようになってきましたし、ファンの皆さんと一緒に盛り上がれる曲だなと思います。
SANGWOO そうですね。もう、声出しとかもほぼOKになってきているので、すごく楽しみです。
■その「MY WAY」のここがポイント、ここをチェックしてほしいというところは?
SANGWOO 曲自体最高ですけれど、歌詞が本当に素晴らしいので、どちらも注目してほしいですね。この曲を聴いてみんなが元気や勇気をもらえたとしたら嬉しいです。
■「♪足跡にも花が咲いて」という歌詞もありました。サンウさん自身の『MY WAY』はどんな未来に続いていますか?
SANGWOO 僕の中での『MY WAY』は『歌い続けること』です。日本で歌い続けていきたいという変わらない思いがあるので、これからもこの思いを大切にしていきたいですし、応援してくださる方々の思いも大切にして、一生懸命頑張っていきたいです。
■そういう未来に繋がっている?
SANGWOO 繋がっていると思います。
■花が咲いていますか?
SANGWOO 咲いています。その花はまだつぼみが少し開き始めたくらいだと思うので、それをもっと綺麗に咲かせるために、もっと頑張っていきたいです。今の自分の気持ちにもぴったり(な曲)。自分らしさを忘れずに、応援してくれるみんなと一緒に、信じた道を進んでいきたいという気持ちを込めて歌っていますし、歌っていきたいです。
■イベントが6月10日(土)にあります。どんなイベントになりそうですか?
SANGWOO リリースイベントが東京の高田馬場で行われます。独立後初めてのイベントですし、「MY WAY」を初披露する日でもあるので、本当にドキドキしています。久しぶりに皆さんに直接お会いできる機会なので、めちゃくちゃ楽しみです。ミニライブなんですけれど、ちょっと多めに歌うつもりですし、ライブで皆さんと一緒に楽しく盛り上がれたらなと思っています。韓国に長めに戻っていたので(ライブは)2月以来。新曲を手にファンと会えるのは楽しみです。みんなの反応も早く知りたいです。
■ファンの皆さんは、身体を動かす準備をしておかないと、当日がちょっと大変かもしれないですね(笑)。
SANGWOO 僕の曲はどちらかというとミディアムテンポやバラード系が割と多かったので、みんなも身体を動かしたくてしょうがなかったはずだから、全部吹っ飛ばす感じで(笑)、タオルを振ったりして、みんなで楽しく!
一歩一歩、自分のペースで活動していきたい、
音楽のために人生を歩んでいきたいです
■今年も半分近くが終わります。2023年後半、これからの目標をお願いいたします。
SANGWOO いつも思っていることですが、初心を忘れずに日本での活動頑張っていきたいので、ぜひ応援をよろしくお願いします。また、SNSやオフィシャルサイトなども、最近は活発に更新していますので、最新情報などをぜひチェックしてください。
■このインタビューでも、以前のインタビューでも、SANGWOOさんのアーティストとしての目標は「日本で歌い続けていくこと」ですね。
SANGWOO できる限り日本で歌い続けていきたいですね。僕は韓国人ですし、韓国で活動したこともあります。日本に来るきっかけになったのは、日本の皆さんが僕たちの歌を聴いて応援してくださったおかげです。日本に来られて、それからずっと今まで歌を歌い続けていられることも、皆さんの応援があったからこそ。今まで歌い続けてこられましたし、これからもずっと日本で、皆さんの前で歌い続けていきたい。その気持ちは変わらないです。
■今年は独立されましたが、こうしてシングルも出し、イベントも始まっていますし、着実に歌い続けています。
SANGWOO 一歩一歩。気持ちとしては毎月のように新曲を出して活動したい。そういうふうにやりたいです。でも、時間はかかるかもしれないけれど、一歩一歩、自分のペースで活動をしていきたいと思います。音楽のために人生を歩んでいきたいです。
■『NO MUSIC NO LIFE』ですね。
SANGWOO そうですね(笑)。でも、たまにはお休みもとりつつ、頑張ってやっていきたいと思います。
■時間がある限り音楽に没頭する生活のようですが、思い切って休んだら、次はもっと頑張れるかもしれないですし。
SANGWOO そうですね。韓国に帰ったときには家族と時間を過ごしたり、愛犬のサランちゃんと過ごしたり、そういうことがヒーリングというか、休みの代わりになっているのかもしれないです。それから最近、いろいろ(配信を)試しでやってみたりしています。やはりファンのみんなとの配信はものすごく癒される。その時間が楽しくて、リフレッシュになります。忙しく充実した1日を過ごした後、本当に疲れきったらそのまま寝た方がいいんでしょうけれど、最近は少しでも配信をしたくなります。毎日は難しいですけど、頻繁にやりたいなと思っています。
■ファンの人たちと話すことが癒しなんですね。
SANGWOO はい。今日は何を話そうとかテーマみたいなものを決めてやっているわけではないですけど、とにかくやりたくなったら配信を始めて、みんなが入ってきてくれて、それで自然と話が生まれます。全然考えもしなかった話の内容になって、それがまた面白い。何より元気になれるし、みんなで笑い合える場になっているので。
■目標を伺う時、以前はチャートの上位に入るなどの数字の目標を立てて、それを目指して頑張っていた時もあったと思います。独立をしてまた新たなスタートという今、そういう目標も立てていますか?
SANGWOO そうですね。もちろん、多くの方に自分の歌声をもっとお聴かせしたいという思いは変わらないです。でも、数字というものをあまり気にしなくなりましたね。武道館でワンマンライブをやらせていただいたり、すごい経験をさせてもらったり、めちゃくちゃ光栄ですし、もちろん今も大きなステージに立ちたいし、(ランキングの)上位にも入りたい。そういう気持ちはありますが、昔よりは気にしなくなったと思います。ただ、またいつか大きなステージで歌いたいです。活動していく上では難しい挑戦になると思いますが、今はまず6月10日のイベントを成功させて、徐々に僕の憧れの『Billboard Live』や『Blue Note TOKYO』、そういう場所で歌いたいと思っています。
■それでは、最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします。
SANGWOO 5月から新たなスタートを切りました。皆さんに歌をお届けして、楽しんでいただけることをいっぱいやっていきたいです。これからも初心を忘れずに日本での活動を頑張っていきますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします。
■ありがとうございました!
Jierの本誌でSANGWOOさんとの楽しい企画ができればいいなと思っています!
(INTERVIEW:FUMIYO KAZAMA)
SANGWOO
3rd Single「MY WAY」
2023年5月30日(火)リリース
◆カード絵柄(全5種)
◆価格 2,000円(税込)
◆形態・仕様
エムカード(ダウンロードカード)◆ダウンロードコンテンツ(全5種共通)
・MY WAY
・MY WAY(Instrumental)
・MY WAY 歌詞
・スペシャルインタビュー映像
◆当選者限定コンテンツ
スペシャルメッセージ映像(全2種のうちランダムで1種)
【M∞CARD(エムカード) とは?】
M∞CARD(エムカード) とはQRコードおよびURLからアクセスして、8桁のPINコードを入力することで、スマホやPCに音楽コンテンツや画像、映像をダウンロードまたはストリーミングでお楽しみいただけるカードです。
https://m-card.info/
SANGWOO New Single「MY WAY」
リリース記念イベント【ミニライブ&特典会】
◆日時:2023年6月10日(土)
1部 12:30 OPEN / 13:00 START
2部 17:00 OPEN / 17:30 START
◆会場:音部屋スクエア(東京・新宿区高田馬場)
https://otoheyasquare.com/map
◆チケット:販売中
https://t.livepocket.jp/e/59sv5
1部 4,000円
2部 4,000円
※詳細は「SANGWOO OFFICIAL SITE」https://sangwoo.bitfan.id/
インタビュー:FUMIYO KAZAMA
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