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6/14 ニュースなスペイン語 Liderazgo coral:二頭体制
「Coral」を西和辞典で調べてみると、
① サンゴ色の
② 合唱の
③ 心臓の
とあり、どれも、しっくりこない。で、スペイン王立アカデミー(Real Academia Española)の辞書を見てみると
文学作品や映画に関して、複数の主役がいること(Dicho de una obra literaria o cinematográfica: Que tiene un protagonista plural o colectivo)
という語義が載ってる。どうやら、これがここでは、使えそうだ。それにしても、どうして、この語義を拾い忘れたか。
まぁ、それはそれとして、カリスマ党首パブロ・イグレシアス(Pablo Iglesias)が政界を去った後、誰がポデモス党(Podemos)の党首になるかが、党にとっては最大の争点だった。
イグレシアスは後釜として、事実上、ふたりの女性を指定していた。ひとりは、労働大臣ヨランダ・ディアス(Yolanda Díaz)、もうひとりは社会権利大臣イオネ・ベララ(Ione Belarra)だ。
そして、13日に開催された党大会で、ベララが総書記(Secretaria general)に選出された。今後、ディアスとの二頭体制となるようだが、どのような役割分担になるのか。新たな争点となる。
ちなみに、政界を去ったイグレシアスの近影がSNSに流れた。トレードマークの長髪(coleta)を切り、なかなかのイケメンに仕上がった。力士の引退に似た感覚か?
写真はポデモス党の未来を担うふたり。ヨランダ・ディアス(左)と新党首イオネ・ベララ。