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推しの卒業とアイドルのキャリアプラン

こんにちは。突然のお知らせで動揺しまくっている所長です。

絶賛、行政書士試験勉強の強化月間中でしばらくnoteもお休み中の中でしたが、なんといってもかえでぃーのニュースを知っちゃったら、もうこりゃ書かなきゃだわ!と思いたち。

急遽執筆いたしております。

ゆらゆら揺れる思いの中、書いていることをご承知おきください。

かえでぃの早すぎると思える卒業について

そう、私たちファンにとっては、「このタイミングなの?早すぎるよ・・・」という気持ちの人はとても多いことだと思います。

でも、ブログ、読みました。

次へのステップのための卒業なのですから、応援しないわけにはいきません。

娘。の卒業は、昨年末から、まーちゃん→ちーちゃん→そして、かえでぃと続きますが、みんな同学年。今年度23歳の年なのですね。

浪人なしのストレートで4年制大学を卒業した後の年にもあたるわけです。

何がいいたいかというと、自分は今後どうしていきたいか、と改めて考えてその答えを出す、という節目の年という意味では、世のみなさまと変わらないのかもしれない、と思いました。

「苦労人」とも言われたかえでぃのハロプロ人生、やっとの思いでつかんだモーニング娘。のメンバーの席。彼女は未来のリーダー候補としてもファンからの期待を背負っていたとも思います。

そんな風に思うだけに、それをこんなに早く、いとも簡単に手放してしまうようなイメージが一見あるかもしれません。

でも、よく考えてみるとそんなこともないんですよ。

研修生歴約4年、デビューして約6年。10代から20代という貴重な10年もの期間をアイドルとして頑張ってきて、その中で同時に今後の自分の展望について向き合い見つめなおし、それが今・・・と時系列を追えば、なんら突然でもなんでもないと。

正直、時代によって求められるアイドル像は違うし、反響も違うし、モーニング娘。は卒業加入を繰り返すことによってその時代に合うように変化していけるグループであるとは思います。そういうグループだからこそ、グループ在籍中はメンバーのため、ファンのために活動していたことでしょうが、いつまでも「one of them」では居たくなくなってくるんじゃないかなって。
より高い向上心を持っている人ならなおさら。

こういっちゃなんだけど、少なからずアイドルには「賞味期限」が存在すると思っていて。

何歳になってもアイドルをやっている方はいらっしゃるけど、それでも【旬】というやつはありますよね。

私は、正直な気持ちというと、モーニング娘。に関しては卒業加入システムはそろそろ潮時なんじゃないかって思っています。

他のグループに関してはそうは思いません。まだ卒業加入を繰り返しても、フレッシュさを感じることができるから。

何が言いたいかというと、今の娘。にフレッシュさを感じない。ということです。
新メンバーのらいりーちゃんに関してはまだ未知なので何もわかりませんが・・・

ただ、卒業加入システムがあることによって、例えば今回のかえでぃのように、新たなる道を見つけたときに卒業しやすい、といったら語弊があるかもしれませんが、抜けることによってグループ存続の危機!みたいなことはない、という風には思いますね。

ですが、12期・13期の中堅選手層がなかなか出世していくことができない、というか、そういう場面を見ることができるのだろうか、というようなことは実はもうかれこれ結構思っていました。

大好きなあゆみんにもリーダーをやってもらいたい!という思いもありますし!

アイドルはセカンドキャリアを考えながら活動しているのか?

まぁ、加入して2、3年のうちはもうがむしゃらに一生懸命に活動していらっしゃるでしょう。

でも、誰かが卒業するとなるタイミングで誰もが考えることだと思う。

それが、「自分が卒業したらどうしていくのか」

これまでも、娘。だけでなくいろいろなグループの卒業メンバーを見てきましたが、M-Lineでソロとして活動を続けていくことだったり、よくあるなぁと思うのが、アパレルのプロデュースを手掛ける、とか。
はっきり言って、この路線はちょっと甘いかなぁとも感じていて。

アパレルはすぐに撤退しちゃう子も結構見ますし。
M-Lineは卒業後のメンバーの受け皿ですよね。

あとは、既婚メンバーなんかは、ママネタ路線もアリだったりします。

実は、ちょっとした分析グセがあるもので、数人について個人的な意見ですが書いてみたいと思います。
もっともっといるんだけど、とりあえず長くなるから今回は3人だけ。

高橋愛ちゃんを分析

最近、高橋愛ちゃんが夫婦でテレビ出演してるのを結構見ますが、これは狙っているのかなーと密かに思っていたりします。
愛ちゃんは持ってるものが多くてすごいと思います。
今現在35歳の彼女を見てみると、歌、ファッション、メイク、若見え、あべこうじとのラブラブ夫婦劇・・・ざっとこんな感じでしょうか。
もっとあると思うけど、彼女は自己プロデュースがとっても上手だと思います。

愛ちゃんは、唯一感というか「自分は違う」感じを表現するのがうまいと思う。
最近ではvogue japanのyoutubeで「what's in my bag」の企画にも出ていました。
ハロプロでvogueのyoutube企画に出ているのは、遡ってみたけど愛ちゃんだけでした。

プラチナ期の活動中も、リーダーでありながらセンターでエース。バキバキのパフォーマンスをするのに、フリートークとかになるとポンコツになったりすぐ泣いちゃったりというギャップとか。

9期加入後にonly youのMV撮影の日に、マネージャーさんに何の許可もなく金髪にして登場してきたあたりはすごく愛ちゃん自身から「私はひとまわり違う」感を感じたわけです。
たぶんもともと彼女の中に備わっているプライドだったり軸の部分だったり、そういうこともあると思う。

そして率直に、この子は実は、めちゃめちゃめんどくさい拗らせ系の、とっても繊細な女の子なんだろうなっていうのを感じました。

新垣里沙ちゃん(ガキさん)について分析

そして、同じ5期メンバーで、個人的に自己プロデュースが下手だなぁと思うのがガキさんです・・・。

ディスりではなくて。ただ不器用なんだと思うのです。

自身のyoutubeを開設した時も、チャンネル名が「Risan tube」でした。コメントにもあったけど、ガキちゃんねるじゃないの?とか、それ系のコメントが多かった印象。なんで覚えてるかって、わたしも同じこと思ったからなんです。
instagramのアカウントもrisaがたくさんついてたり、アパレルのブランドも「little Risa」と、自分のお名前を全面に押し出すタイトルが続きます。

いや、みんなそうじゃないの?って思う方もいらっしゃると思いますが、私のようなイチファンからしたら、新垣里沙=ガキさんなんです。

娘。の時のガキさんはどんなアイドルだったか。

まず、彼女は「元祖・苦労人」でした。高橋愛リーダー期はプラチナ期と呼ばれて、グループの知名度含めて人気が低迷していったと俗にいわれる時代のサブリーダー。その中でもリーダー兼エースの愛ちゃんとれいなが全面で目立ってるなか、なかなか注目されにくい立ち位置にいました。

リーダーとして愛ちゃんがみんなに言えないことを代わりにガキさんが言う、みたいな、言ってしまえば損な役どころを掴まされていたともいえるんじゃないかと思います。

愛ちゃん卒業後も、入ったばかりの10期を見るためにリーダーとして数か月残留する。卒業後、モーニング娘。はone・two・threeでドカン・・・。

かつての4代目リーダーのよっしーからも、ガキさんはめちゃくちゃしっかりしてる。と言わしめた存在。

なので、基本は面倒見がいい。なんなら、リーダーの愛ちゃんより頼れる。しゃきしゃきはきはきしている。自分にも他人にも厳しい。元気がいい。

うーん。ガキさんはおそらく、組織の中で才能を活かせるタイプなのかなぁと感じました。

自分を押し出してアピールしていくのではなくて、組織全体をいかに合理的にうまい方向にもっていくか、的な。

だから、何が言いたいか。

かわいさをアピールして押し出すタイプではないと思うのです。

いろいろなSNSのタイトルに名前を入れているあたり、こだわりなんだろうな、と感じました。
そして、自分の名前をそういったタイトル系のものに自分の名前をごりごりに入れる人というのは、かわいいと思ってもらいたい傾向が強いのだそうです。
(かつてはガラケー時代、メールアドレスに名前が入っているとよくそういわれていたのです)

最近、カジサックのカメラマンの方とご結婚されました。

それに関連して、何らかのチームに属する形でいいもの、面白いものをクリエイトしていけるような、そんな方向に進んでいけると、おそらくガキさんはいい方向へ向かうのではないかなーと。そう分析いたしました。

どうしても、「元・モーニング娘。」という肩書が、良くも悪くもついてまわるのです。
どうしても娘。時代のガキさんを知っているファンが多いと思うし、まったくの御新規のファンがこれからガキさんについていくとしたら、それはビジュアルやファッションなどの見える部分で惹かれるのではなく、娘。時代によく垣間見えたあの、しっかりモノのちゃきちゃき感?みたいな内面だと思います。

なんか、、、うまいことガキさんのいいところをアピールしていけたらいいのかもしれないなぁと思いました!

道重さゆみちゃん(さゆ)について分析

さゆについてはあまり言うことはない(笑)

なんというか、さゆについてはある意味思いがけない形で「神格化」されてしまったので、さゆのコアなファンはいつまでもいつまでもさゆについてきてくれることでしょう。

「さゆみが一番かわいいです!」と言っていた若かりし頃を見ていたこちらとしては、まさか本当にあんなに絶世の美女になってしまうなんて!です。

卒業後はしばらくお休みしますっていってアイドルはお休みしていたのでしょうが、やっぱりファンのみんなに会いたくなってその為に○○をやりたいっていう、彼女の、ファンありきの諸々のプロデュースは、すごすぎて感服いたします。

歴代モーニング娘。の中で2番目の成功者だと、わたしは思っています。

※一番は辻ちゃん。

他のメンバーについての分析はまたの機会に

結局、卒業メンバーも現役メンバーも、グループ活動中に自分の強味となるもの、武器になるもの、いいところわるいところ。そういった諸々を、置かれた環境や出会った人との関係もあり、いろいろと見つけていく、または形成していくんだなぁと思いました。

かえでぃも、ダンスを1から学ぶ。とありました。

おそらくこれって、ハローのダンスではなくて、そもそもダンスとは?とか、基礎の基礎、とか、理論や哲学など、ダンスそのものについて追及したい欲求が高くなったのかなって思いました。

ダンス学園をはじめ、tiktokでの踊ってみた動画投稿、DA PUNPのKENZOさんたちとのコラボ、おそらく、他のダンスボーカルユニット、あるいはダンスユニットのメンバーとの交流も関係しているのではないでしょうかね。

自分の知らないこと、知らない世界がたくさんあって知りたい、キリがない!みたいな。

私はそれでいいと思う。モーニング娘。で活動しながら、グループ活動以上にやりたいことを見つけられるというのは、とても貴重なことだと思うから。

たとえばお姉さんメンバーで、グループというものに居心地の良さを感じてしまって、卒業のタイミングや、ソロでやっていくにも一人になった時にわたしはどう活動していけるのだろうか。そんな不安でも持っていようものなら、早く見つけてバトンを次の世代の子に渡してあげてほしいと思う。

現代の仕事におけるキャリアアップや転職事情などの背景と同様に、アイドル、タレントだって、将来設計をきちんとできていないと後に痛い目をみることにもなりかねないと思うし、事務所の方?要は、彼女たちを見守っている大人たちもそういった部分のサポートやフォローをしていけるといいんじゃないかなとさえ思う。

こないだテレビでみた、「29歳でアイドルを卒業して世間に放りだされたら、自分はなにもできないことを実感しました」みたいなドキュメントを何かでみましたが、これ、本当に恐ろしいことだと思う。

要は、社会経験がアイドルの経験しかないから、いざ就職活動しようにも、世の中が求めている些細なスキルでさえ何一つもっていない、みたいな、そういう類の内容だったと思う。29歳でそれはさすがに、となりますね。

正直、エグイです。

だから、アンジュみたいに、個々のメンバーの特技や特技開発にフィーチャーした企画をOMAKEチャンネルとかでよく見かけますが、ああいうのを期待しています。
橋迫センパイなんかさ、それで爬虫類関連のイベントにでたり。そういうことなんですよ!
そういう機会をたくさん、アイドルたちに与えていってほしいですね。

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