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#2 大手芸能事務所の女優さんにオファーした結果ハラハラなことに!

この記事は、「底なし子の大冒険〜舞台作りの裏側」のLINE公式メンバー限定で配信されたボイスメッセージを文字起こししたものです。
渋谷悠さんの許諾を得て配信しています)

配信日:2021年10月2日 

「底なし子の大冒険〜舞台作りの裏側〜」に参加してくださっている皆様、こんばんは。渋谷悠です。

さあ、進んでるんでしょうか。
あれですね、何でもちょっとずつ進んでいることって、進んでいる感じがしないのってありません?まさにそんな感じですね。
山登りとかと似てるのかな。やってる最中っていうのは、「進んでんのかな、全然頂上に近づいてねぇなぁ」っていうね、このたとえいいながら、僕、山に登った回数なんて、ほんとに片手で数えられる程度なんですけども。でも、まああれもいつのまにか頂上につくので、きっと、この台本もいつの日か終わると思いますが。

今日はですね、その台本ができていない故に、でも同時にキャスティングをしなくちゃいけないが故に、とてもユニークな問題で、それでですね、ハラハラな状況になっているから、これをいったん僕が当事者じゃなかったとして、なかったならば、若干ちょっとおもしろいと思ってもらえそうかなと、そういうわけで話をしようかなと思います。

「底なし子の大冒険」の主役を、とある女優さんにオファーしているんですが、いろいろと伏せ字でしゃべんないといけないんだけれども、そこそこ有名な芸能事務所に所属されている方なんです。
で、その女優さんのマネージメントは、その事務所の社長が直々にやっているんですね。で、前からその女優さんとは知り合いで、前から「渋谷くん、何かやるなら声かけてよ」なんていうふうに言ってくれてはいたんです。
それでですね、満を持してちょっと声をかけてみたんですが、やはりですね、彼女一人で決められるわけではないんですね。ですので今の段階で他にキャストで決まっている人がいたら絶対マネージャーに聞かれるから、「教えて」とか。あの「やっぱり台本も見たいな」とか、やっぱりチェックしなきゃいけない段階、クリアしなきゃいけない課題が、こういった事務所に所属していない人比べて多いわけです。
それでですね、極めつけは、極めつけなのかな。もっといずれあるのかもしれないんですけども、昨日電話がありまして、「渋谷くん、これ、社長が台本を見たいと言っている」と。
それで、「おっと、来た!」と。
ま、マネージャーなんだから見るのは当たり前なんですけども、その某芸能事務所の社長が直々に台本をチェックしてから、あの、僕と面識のある方なんで、決して僕の出すもののクオリティを知らないわけではないんだけども、やはり大切にしている女優なんで、全く知らない段階でGOサインは出せないということなんです。
「わかりました」と。ただですね、その、まだちょっと1、2週間かかりそうだから、ここらへんが僕が今ハラハラドキドキしている状況で、チェックしてもらうのは全然問題ないんですけども、書き終わって渡した段階で、もうスケジュールが、その女優さんのスケジュールが埋まってしまっている可能性というものがあるわけです。
もちろんそのぐらいのタイムラインで書き上げようとは思っていたけれども、自分の中で、キャスティングするためにしょうがない、70点とか80点ぐらいのものを一回書いて、それで「だいたいこういう話ですよ」というふうにその台本を使って、キャスティングしながら、その時間の間にまた書き直そうなんて思ってたんですけども、これ、初稿のクオリティがちょっとその70点とかじゃダメな状況になってしまいましたというお話です。

これ、ビックリマーク付きですね。いやぁ、ハラハラだわ。

だから、もし、だいたいさ、忙しい芸能事務所の社長がね、台本をまるまる読むっていうのだって、時間を割いて下さるっていうことなわけですよね。だから、一発目からそれなりのクオリティを出さないと、これ、YES?NOに関わってきますよね。
で、この人にアプローチしてなかったら、答えは早いかもしれないですよね。別の人だったら。でもこの女優さんにオファーする場合は、台本をチェックしてもらって、その後YES/NOが決まるんで、結果、結果、返事が2週間後になるわけですよね、早くても。
僕の台本がそれぐらいで上がって、渡して、で、検討してもらって、っていうプロセスがあるんで。
そうすると、もし、万が一ですよ、万が一ダメだった場合、その2週間が水の泡になるんで、すげぇ怖い。
怖いです。
「えーっ!?だったら違う人に声かけたのに…」ということになり得るという、非常に怖い、なんか今この話しながらも全身で汗かいてますね。わー怖いっていう状況におります。
さあ、こんなピンチをくぐり抜けながら、舞台は成立するのでしょうか。

ということでね、引き続き、応援よろしくお願いします。
渋谷悠でした。

<終わり>

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