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合格電報「サクラサク」を知っていますか?

いつもありがとうございます。

↑の写真の桜は、近所に咲いている桜の木です。

何十年も前から道ゆく人を愉しませてくれて来たのでしょう。大きな太い幹が物語っていますね〜

桜の花も満開で、今年も綺麗な桜の花を見る事が出来、とても嬉しいです〜

4月は、入園式、入学式、入社式と装いも新たに希望、夢を持ち新しくスタートされる方々、おめでとうございます。

今はコロナ禍で、どのように式典が執り行われるのかは、分かりかねますが、時代の流れに乗って船出するしかないのでしょう。

【第二次ベビーブーム】

今の大学生の方々の、ご両親世代辺りですね。

第二次ベビーブームと呼ばれ、第一次ベビーブーム(団塊の世代の人達)の子供達の総称です。

当然子供達も多く、学校の教室も足り無くて、プレハブ工法の教室が運動場に建てられていた事もあります。

今は、少子化で幼稚園も学校も廃校になっていますね〜

当時は、大学受験するにしても、子供の人数が多いので大学の倍率も高く、競争率も高かったです。

【大学受験戦争】

その当時は、猫も杓子もと言われる位、大学受験する人が多かったと思います。

婆ちゃんの長女も大学受験をしました。合格発表は、大学によって発表の仕方が様々だったと思います。

長女の受けた大学は、電報で届くようになっていました。

隣のお宅も受験生が居られ、名字がウチと同じでした。

郵便配達員さんは、間違ってその電報を隣に持って行かれました。

隣の方が名字が同じでも名前が違います。と言われて、郵便配達員さんはウチに持って来られました。

電報を受け取ると、紺色の表紙で中には、「サクラサク」と書いてありました。

婆ちゃん達家族は、皆んなで大喜びしていました。

すると夕方になり、また郵便配達員さんが来られました。

今度は、表紙が花柄で、中に「サクラサク」と書いてありました。

郵便配達員さんが言われるには、合格だったら表紙が花柄でした。と言われ、朝配達された電報を持って帰られました。

そうなんだ〜と思っていたところ、朝届いた電報は、先にお隣さんに持って行ったよなぁ〜

お隣さんは、紺色表紙の電報は、不合格電報だと知っていたのだろうか?

今の時代は、ネット社会だから、電報で届く事はないのでしよう。













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