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012 指導者の在り方とは・・・

【配属先チーム構成】



私の配属先には3つのカテゴリーがあります。

  • U9 : 4歳~9歳

  • U14 : 10歳~14歳

  • U18 : 15歳~18歳

U9では、幼児~小学校低学年の野球初心者の子どもたちを一人で担当。
U14では、投手をメインで指導 (他の指導者 Vさん)
U18は、たまに投手指導に携わる(他の指導者 Cさん)
基本的にはU9U14を担当しています。

この1カ月間、このチームに関わらさせてもらって感じたことです。
U9は私一人で子どもたちに接しているため、自分が感じたことをそのままダイレクトにやりたいように行動に移すことができる。
一方で、U14には他の指導者が在籍しています。その方はこのチームに関わり2年と言っていました。
彼の指導を見てみての第一印象は、常に罵声をあげているという事。
例えば、エラーをした子どもや正しい動きができていない子どもに対してPorque?(なぜ?)としか言わない。
口で説明し、出来なかったらまたPorque?(なぜ?)と叫ぶ。
子ども達は首をかしげて理解をしていないまま練習続行。
私は、この光景を目の当たりにし『指導者の在り方とは・・・』と感じました。
私はこのチームの
野球競技者を増やすこと
投手力向上         を求められています。
もちろんそこに力を入れますが、本当に一番変わらなければならないのは、指導者なのではないか?と感じました。

しかし、私は海外から来たよそ者
来て1カ月の外国人が
あなたは子どもたちに怒ってばかり
・口で理解できていないなら、やって見せてあげないと!!
・基礎練習をせずに試合になるわけがない
本当はこう感じていますが、言えるわけがありません。

投手練習の時間もあまり作ってもらえず、バッティング練習があると若いからという理由でピッチャーを頼まれ200球ほど投げる。
私は指導者として必要とされているのか?と感じることは多々あります。
結局、大人を変えるのが一番難しいと壁にぶち当たっている次第です。
そんなこともあり、同じチームの指導者なのに彼に対して、苦手意識を感じてしまった私。けど、仮に彼の考え方を変えることができたら、このチームは確実に良くなる、成長するという自信はある。

もっともっとコミュニケーションを重ね、彼の考えを知る努力をする。
私自身も、もっとスペイン語の具体的な単語を習得する。
チームのために彼を変える
彼のために私が変わる

長い長い道のりだけど、人を変えるためには自分が変わる事が大切
そんなことを日々感じながら、コスタリカの地で頑張っています。

私が思う指導者の在り方
それは、子どもたちの可能性を信じ成功体験へアシストしてあげる事。
私たちは先生(teach)ではなく、指導者(coach)だという事
大学時代に学んだコーチングがこの地で実践的に学べている。
苦しみながらも少しずつ少しずつ頑張るぞーーーー!!!!


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