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021 ニカラグア🇳🇮任国外

任国外旅行制度を使い、1週間コスタリカのお隣にあるニカラグアに行ってきました!

渡航前エピソード


ニカラグアにはどこかのタイミングで行く!と決めていました。なぜなら、ニカラグアに女子野球リーグがあるからです。それも協力隊の野球隊員が尽力してできた女子野球。自分の目で見て活動に繋げたいと思っていた矢先、東京読売ジャイアンツの女子チームがニカラグアで野球振興活動をするという情報が耳に入りました。
日本の女子野球チーム、それもアカデミーを持つ巨人軍が来る上にニカラグアの女子野球も観られる。この上ないチャンス!!
JICAコスタリカやニカラグア支所の方にお願いをして、通訳やサポートをすることを条件に少しだけ活動に同行させていただきました。

ジャイアンツアカデミー

ジャイアンツアカデミー式の野球教室をニカラグアで行いました。
野球初心者クラスと現在チームに属しているクラスの2つのクラスを開校。
私は、選手と子ども達の間に入り補助をしました。
最初は緊張気味で消極的な子ども達でしたが、ジャイアンツ女子チームの皆さんが目線をそろえ、頑張って覚えたスペイン語で会話しようとしてくれました。そのおかげで選手の周りには子ども達でいっぱい。
内容も雰囲気も素敵な野球教室になりました。
本当に明るい子ども達と子ども相手でも真剣に向き合う選手の皆さんを間近で見られてたくさんの学びがありました。野球教室の内容、子どもとの向き合い方、表情など、これからのコスタリカの活動に活かしていこうと思います。

野球を通じた健全な青少年の育成

この題名はスポーツ隊員の活動目標の大きな課題である部分。
ニカラグア女子野球チームの試合前練習のお手伝いに参加させてもらった際に感じた出来事を共有したいと思います。

ボール集めをする際に私がボールの入ったかごを持って行こうとすると、
14歳の女の子が「私持って行くよ!だって私たちの練習だから。手伝ってくれてありがとう」と声をかけてくれました。
私はすごく驚きました。なぜなら、今コスタリカで担当している同学年の子たちとは対照的だったからです。彼らは、コーチ(大人)がやってあたりまえになっています。大人が子供に対して甘いという文化だから仕方がないとばかり思っていましたが、彼女の行動と言動から文化ではないと気づかせてもらいました。
これまで、私が勝手に文化だと解釈して妥協していたことは他にもたくさんあったのかもしれないとも思いました。
国内でも他のチームではまた違うのかもしれないので、視野を広げて色々なところの野球を見て学ぼうと思います。


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