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自転車 公道デビュー

中学生になった息子
やっと 自転車の練習を始めた。

自転車とか縄跳びとか竹馬とか
彼には苦手なことが多い。
一つ一つの動作が 連続して続くこと
それを継続しなくてはならないこと
その連続動作が滑らかにいかないこと
言ってしまえば 不器用、と 片付けられてしまうことだけれども
見ただけで感覚的に理解できる人には分からないことも多くて
教える、というのは 結構 難しい。
動作を分解して その動作に関係ないようなことも地道に教えて
それで初めて「連動する」のだから
普通の「教える」が通用する子供に教えるのとは 訳が違う。

ということを 夫にも強く伝えるのだが
彼にも彼の特性があるから こちらの言うことが理解できないことも多々ある。

母は 非常に 疲れる。
私は 通訳じゃないのだからな、もうちょっと 自分自身で頭使って考えろっ!
と ついつい強い口調も出てしまう。

そんなこんなだったのだが 夏休みの部活が始まったので
一緒に活動しているお友達が
「Rちゃん 今度 一緒に自転車で学校まで行こうよ!」と誘ってくれたらしい。
親が「自転車、練習しようよ」と行っても
コンプレックスからか 絶対に 首を縦に振らなかったのに
お友達に誘われたからには 練習しなくては!と思ったのか
自転車の埃を落として 磨いている!
今のままでは 彼らと同じスピードでは とてもじゃないがついて行かれない。

母は 口うるさいので反抗ばかりだから 練習は 父に任せた。
褒めて伸ばすのだと言っていたので
「絶好の 実践機会ですぞ!」と言って(笑)頑張って貰うことにした。
真夏の早朝、何日か 頑張っていた。
そして ついに今朝 公道デビューだ。
ヘルメットかぶって 重いスポーツバッグ背負って
なだらかだけど ずっと上りの坂道を
フラフラしてるけど 後ろから車が来ると ビビって止まってるけど
お友達が 後ろを振り返りながら待っていてくれてるから
一生懸命 自転車で進んでいる。

良かったねぇ。良い友達が出来て。
とにかく無事に帰って来るまで 心配は尽きないけど
自分でチャレンジして 乗り越えて 達成感を味わえる夏を
母も噛み締めているよ。

サポートありがとうございます。自分の時間をゆっくり作り出すために、遠慮なく使わせて頂きます🙇‍♀️。