お金を使うという体験

先日、息子たっての希望で遠出をした時、
頂いたお年玉を使うように
してもらいました。

(快く連れて行ってあげられない
実力不足な親を許しておくれ😭)

私の中で子供の間は、
親がお金を出すのが当たり前
という思い込みがありました。

私自身もそういう風に育ちました。

そういえば、お年玉も
自分の通帳というものを作ってもらい、
そこに貯金をし、
自分で使ったという記憶がないなぁと
思いました。

息子の欲求は無限で、
いくらでも欲しがります。

可能な限り、
その欲求には応えたいのですが、
限界があり、その欲求を
満たしてあげられないことが
心苦しくてなりません。

その時、ふとお年玉のことを思い出し、
これは息子が頂いたものだから、
息子が自由に使っていいんだった。

その事を伝え、
息子にお年玉を入れたお財布を持たせて、
その日、自分が使う分
食事代や電車代も含めて全部、
お年玉で使ってもらいました。

お金に対して、
私はまだまだ貧しい心がありますので、
財布のひもを自分が握っていると思うと、
息子が使おうとすることに、
いちいち不満の心が表れて、
口出しをせずにはいられず、
毎回交渉の対立をするので、
ほとほと疲れます。

ですが、このお年玉は息子のもの。
息子が自由に使うものと思うと、
何の不満も表れることなく、
『好きにしたらいいよ』と
なんとも気が楽でした。

自分が自由にお金を使い、
そしてその使ったお金でどう感じるのか
という体験をさせてあげることは
とても大事なんだなと思いました。

その日の帰り
電車の切符を買う時息子が

『お母ちゃんの電車代もぼくが出すよ』

と言ってくれました！！

もう嬉しくて甘えようかと思ったのですが、
なかなかの遠出で私の電車代まで出したら
息子のお年玉への負担が
かなり大きくなってしまうことを伝えると
素直に聞き入れてくれました(^o^;)

その代わりに
『ありがとう！！嬉しいよ～🥰
その気持ちだけもらうね～🥰』
と、たくさん抱きしめさせてもらいました🥰

息子との貴重な休日に感謝🤗✨

最後までお読み頂き
ありがとうございます🤩✨