見出し画像

振り返り法を変えてみた ~2月の振り返り~

1カ月の振り返りは「YWT」が私の定番でしたが…2月の振り返りは「KPT」に方法を変えてみました!

<おさらい>YWTとKPT

振り返り時に使えるフレームは様々なものがありますが、私が参加しているコミュニティ「自分軸手帳部」でよく使われているのが「YWT」と「KPT」。

●KPT法
K
eep:よかったこと、続けたいこと
Problem:改善したいこと
Try:次に向けて

●YWT法
Y
:やったこと(事実)
W:わかったこと(学び)
T:次にやること(行動)

▼詳しくは、過去記事をご覧ください


KPTに変えた理由

はっきりした「やりたい」がある

2022は、圧倒的にYWTが心地よかった私。

例えば先月もこんな風にYWTを使っていました!

先述の過去記事でも分析したのですが、YWTって、優しさや柔らかさを包含したフレームだと思うのです。

ちょっとさっきの記事から抜粋しますね。

ー Point3:「○×」で語り切れないグレーが存在するか

KPT
では「K=〇(評価)、P=×(改善)」のようなイメージを抱く人が多いでしょう。
極端に言えば、物事の中にある白黒を判定し洗い出しながら次につなげる。

一方でYWTの「W」は「わかったこと」であり、白・黒の間にあるグレーまでまるっと受け止めてくれる遊びがある。KかPかで語り切れない「自分の中の発見・着想」なども振り返りやすいんですよね。

私もYWTを進める中で、
まったく違うと思われた事象同士がある気付きをきっかけにリンクしたりすることがあります!

物事の側面って、「いい」か「悪い」か、「変えたいかどうか」だけではない。「私ってこういうところがあるんだ」というような気付きに対して、何らかの判断や評価を加えずそのままの状態で振り返ることが許される優しさがYWTにはあるのだなぁ!

…たとえば、日常生活のふとした出来事からの気づきを今後へとつなげる点では、YWTは使いやすい!
実際、ウィークリーページで日々の記録をするときに、小さな気づきを記録するのにYWTは今も普段使いしています。

が、わたしの2023をもっと引いて見てみると・・・今年は結構、明確に「やりたいこと」「行きたい方向」があるんですね。

2023は、ゴリッゴリ(私比)に、年間計画立てたので。

そうなると、一つ一つの「Y:やったこと」に対してコツコツ振り返るというより、「やりたいことに対してどうだったか」と、もっと大きな流れや構造を捉えながら自分の軌道修正やチューニングをする方が効果的だ、と思ったんです(多分)。

そういった点では、KPTって使いやすいんですよね。


微に入り細に入り……から脱却したい!

Y→W→Tって、いわば1対1対応のフレーム。
もちろん、途中で放り投げてもいいけれど、「YWT」って言われたら、Tまで行き着かないとムダな気がするじゃないですか(なんとなく。あれ?私だけ???)。

……私、目の前のことに脊髄反射で反応しがちなんですよ。
一時停止ボタン押すのが、本当に苦手。

振り返りの時も、ともすると大局観を失って、目の前のことをこねくり回し始める。
――それがセンターピンでもないのに。

しかも、実は結構心配性。
「別にそこまで重要じゃない」と勘づいていても、一応残しておいた方が安全、と思ってしまいがち。

そんな私が1対1対応のYWTを前にすると、あれもこれもやったことをあげつらって、WとTを書き出して……キリがない!!!!

右ページがKPTでの振り返り!

対してKPTは、もう少し大枠の「テーマ」や「方向性」に対して「K:よかったこと、続けたいこと」「P:改善したいこと」「T:次に向けて」を振り返る。

「K:よかったこと」に再現性を持たせたいなら「T」につなげていってもいいけれど、「一旦これでよし!」という部分については放置する(Tにはつなげない)という選択もしやすい。
「P:改善したいこと」も、すべてに対して改善策を上げずに、優先順位の高いものにTを用意する、という形でもOK。

1対1対応じゃないから、取捨選択の自由を設けやすくて、「微に入り細に入り」になりがちな私をだいぶ楽にしてくれている感!


そして3月は…

こうして2月を振り返ってみて……

いろいろ前進してはいるけれど、おざなりになっている部分もあるなぁ…ということで、そのあたりにちょこちょこテコ入れしながら新年度につなげるべく、3月は「一旦、片を付ける」というテーマにしてみました。

・・・・・・が!!!!!
3/8現在、片を付けるどころが、やりたいが大爆発中…!

#書くチャレ 開始3日で50名超にご参加いただき、見たい文章が山盛りだったり…
でも手が回り切らないから、せめてもの伴走策として音声配信再開してみたり…

はたと閃いて、「ライティング研究会again」を画策してみたり…

さらに様々な案件のご相談もいただいて…え、片付けるって話、どこいった?(笑)

でも、なんだかこの波には乗らなきゃいけない気がするんです。
「今月は片をつけるのよ、私!!」ってブレーキかけちゃいけない気がしている…。

大切なのは、「描いた道を歩む」ことではなく、「ありたい状態に向かっていく」こと。
もっと魅力的な道が目の前に現れたのなら、そちらを選んでもいいんですよね!

おしまいに

ってことで!
最後少し話は逸れましたが(笑)、
「その振り返り法が使いやすいかは、自分との相性はもちろんあれど、タイミングや状況によって変化するから、いろいろ実験してみるのも面白いよ!」
「やりたいテーマがある程度明確な人/細かすぎて伝わらない振り返りになりがちな人 はKPTいいかもよ!」
という報告でした。

現場からは以上です!!!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?