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「好き」「やりたい」がわからない!そんなあなたのための4つのヒント&価値観の掘り出し方

いきなりですが、質問です。

大丈夫、誰もあなたの答えに文句は言いません!1分でも、いや、30秒でも。まずは自分なりの使い道を思い浮かべてみてくださいね。

たとえば……

・子どもを預けて、ゆっくりディナー
・好きな本を自由に買う
・いつかと夢見ていたアフタヌーンティーに!
・未来の夢のために投資!
・エステやスパ。美容に浸る!
・この1万円分アップグレードして、気になるお宿をまずは予約!

こんな答えが浮かんだあなた。「わかる~!ワクワクするよね!」と心躍って共感しているなら、その気持ちをまずは捕まえて!

一方で、「え!?こんな選択肢、想像もしなかった!」という人は、そのあとの自分の気持ちにもぜひ注目を。

・思いつかなかったけれど、言われてみれば私もやってみたい
・私にとっては全然魅力を感じない……

共感した人も、自分の興味とは全然違うと思った人も、どちらも正解。そして、その気持ちこそが、「あなたの自分軸」の手がかりになるのです。

価値観の集合体!
「足し算のワーク」で自分を知ろう

そんな気持ちをつかまえるために活用してほしいのが、自分軸手帳の「足し算のワーク」。

最近はこの類のリストが掲載された手帳も非常に多いもの。やりたいことや欲しいものを自由に書き出す、というハードルの低さから、「なんだか面白そう!」「やってみよう!」とワクワクのエンジンをかけやすいですよね。

書き出したあとは、リストの中から一つずつ叶えるだけでうれしいもの。ですが……それだけではもったいない!

今回のnoteでは、自分軸手帳ユーザーによるコミュニティ「自分軸手帳部」で先日開催された手帳レッスンの内容をチラ見せ。自分の本音や価値観が見つかる、自分軸手帳ならではの「足し算のワーク」との付き合い方について、ご紹介します。


思考に感情を支配されていませんか?

先ほど、「足し算のワーク」はウキウキ取り組みやすい、とお話しましたが……実は書き進めていく中で戸惑うことが多いという一面も。

「あれ、私の”好き”ってなんだっけ?」
「やりたいこと、欲しいものを100個も書き出すなんてムリ」
――と、ペンが止まってしまうのです。

もしかすると、冒頭の「1万円の使い道」で苦戦した方もいたかもしれませんね。

そう、意外と私たちは、自分の「好き」や「興味」、「感情」に鈍感に生きているもの。

だって、幼いころから

「泣くのをやめなさい」
「ガマンしなさい」
「それはあなたにはまだ早い、もっと大きくなったらね」

と、感情をコントロールするように育てられることが多かったのですから、無理もありません。

◎感情と思考の関係

私たちの中に同居する「感情」と「思考」は、時に「象」と「象使い」の関係にたとえられます。

スパルタな象使いに抑え込まれて、縮こまっている象がいるかもしれません。かたや、暴れん坊の象をコントロールしきれず、途方に暮れている象使いがいるかもしれません。

では、理想の状態とは?

それはきっと、象さんも象使いも、伸び伸びと楽しい状態で生きていくこと。それぞれが息を合わせて互いを大事にしながら、バランスよい状態であること(先ほど、「私たちは思考を優先する教育を受けがちだった」とお話しましたから、「ゆるめの象使いさん」であろうとするくらいがちょうどいいのかもしれません!)。

そんな状態を意識してみることが、これまで抑え込んでいたあなたの「やりたい」を掘り出す最初の一歩になりそうです。

感情を解放して。
「足し算のリスト」を書いてみよう!

それでも、「なかなか象(感情)が自由に振る舞ってくれない。なかなか書くことが浮かばない!」と困るかもしれません。そんな時こそ、象使いさん(思考)の出番!

◎書き方のヒント1:あえて自由を制限しよう

ここで最初の問いを思い出してください。

「好きなモノを買っていいよ」と言われるよりも、「今日中に1万円を使い切ってね」と言われたほうが、頭がスピーディーに回転する人が多いのではないでしょうか?

完全な自由を手にしても、人は戸惑うもの。
たとえば「カテゴリー」「期間」「金額」など、一定の枠を設定することで考えやすくなることがあります。

◎書き方のヒント2:頭と心のロックを外そう!

手帳は所詮、紙。しかも誰かに見せるものでもない。それにもかかわらず、意外と既成概念に縛られるがちな私たち。

頭と心にかかった様々なロックを、意識的に解除しましょう!

・直感OK!
 ー「理由は説明できないけれど、なんだか気になる」も大歓迎!

・繰り返しOK!
 ー同じことが何度も登場=心の底から欲していることのはず!

・煩悩OK!
 ー「サムギョプサル食べたい」「推しに20万円」も立派な足し算!

・ミニサイズOK!
 ー「世界平和」より「自分の食欲」を優先したっていい!

◎書き方のヒント3:100%実現しなくてOK!「やっぱりやめた」もOK!

書き進めるうちに、自分の中に生まれる葛藤に気づくことがあるかもしれません。

「やってみたいけれど、難しい」(不安・恐怖)
「興味はあるけど、準備が足りない」(お金・環境・タイミング)

だったら、今すぐ結論を出さなくてOK!今すぐやるか、叶えるか。それ以前に、「そこに書き留めておく」ことに、まずは価値があります

そうやって書き留めたものを時間が経って見返すと
「今は全然興味がなくなってしまった……」
「Aをやろうと思っていたけど、Bの方がいいな」
「面白そうと思ったけれど、ブームに踊らされていただけだった」
と違和感を抱くこともあるでしょう。

大丈夫。手帳は自由です。あなたの思考や行動を縛るものではありません。一度書き込んだことを変えたって、誰もあなたを責めません。むしろ、その変化や違和感に気づけたことを喜びましょう

◎書き方のヒント4:あなたの心地よい方法でOK!

ここまで、いくつかのヒントをお伝えしてきましたが……実は一番のポイントは「あなたの心地よい方法で書き進める」ということ。

✅一気に100個書き出さず、その都度書き足してもOK!
✅ここまで紹介したヒントを無理に取り入れなくてもOK!
✅確実に叶うとわかっていることを書き込んでもOK!
✅ワークに書き込まれていないことが叶いそうになったとき、「そういえば私がやりたかったことだ!」と達成直前/直後に書き足してもOK!

大切なのは、方法論やルールではありません。あなたの「興味」や「好き」が凝縮されているページであればいいのです。

幸せになるために。
「足し算」のワークを活用しよう!

さて、ペンが程よく進んだところで……ワークに書き込んだことを俯瞰してみてください。

リストの一つ一つの項目を見つめているだけでは気づかない、あなたの本音や欲望が見えてくるかもしれません。

そう、実は「足し算のワーク」の神髄はここにあります。

願いを叶えるチェックリストとしての活用も楽しいですが、そこから垣間見えるあなたの「感情」や「気づかなかった本音」。そのかけらを発掘して集めることができるのが、「足し算のワーク」なのです。

私たちはつい「役に立つこと」「人に認められること」をしてこそ、自分の生きる意味がある、と思いがち。けれど本当は……「自分自身が幸せになるため」に生きる選択をしていいはず。むしろ、「生きる=自分が幸せになるための活動」ともいえるかもしれません。

あなたの「好き」「やりたい」「欲しい」を書き出す――それは自分の「幸せ」に正直になる第一歩。書き出した瞬間、あなたの中にはそれまで存在しなかったアンテナが立ちます。それまで目に入らなかった情報を意識することができ、あるいはあなたの思いを知った誰かから情報が舞い込むかもしれません。それが行動のヒントとなり、自分の思いを叶える道を歩むことができるのです。

こうして、一つ一つの願いは叶いやすくなり、同時にワークを俯瞰すればあなたの価値観のかけらが見えてくる。自分自身を幸せへと導くアクションとヒントを得られるのが、「足し算のワーク」というわけです。

おしまいに

この通り、私たちが「足し算のワーク」で大切にしてほしいのは、100個書くことでも、必ずすべてを叶えることでもありません。あなたの自分軸につながるような、潜在的・顕在的な「思い」や「大切なもの」を見つけるきっかけにしてもらえたら、何よりうれしく思います。

もっともっと自分の内なる思いを発掘したいなら、自分軸手帳ユーザーがSNSで発信している実際のワークを参考にするのもおすすめです。「自分軸手帳」「足し算」などのキーワードで検索してみてくださいね。

ユーザーが集まるオンラインコミュニティ「自分軸手帳部」では、さらに多くの部員さんが、あるがままの手帳を公開しています。「もっとたくさんのヒントが欲しい!」――そんな時は、ぜひお気軽に自分軸手帳部の扉もノックしてみてくださいね!


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文責:矢島美穂(ライター、自分軸手帳部員)

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