見出し画像

部員さんイベント|書いて気づいて変化して~自分軸の育て方~

こんにちは、自分軸手帳部運営メンバーのえみかです。

2021年11月29日(月)、自分軸手帳部の部員さん主催イベントを開催しました。テーマは「書いて気づいて変化して~自分軸の育て方~」です。今回のプレゼンターはみっけさんです。

画像3

イベントではみっけさんが自分軸手帳に書かれた気づきをもとに、日々の生活をどのように変化させていったのかというお話を聞かせていただきました。

実際にメモされた内容やアウトプットの方法なども詳しくご紹介いただきました。普段から「考えること」が好きだというみっけさん。ストレングス・ファインダーでは「内省」という「物事を深く考える資質」が上位にあるそう。

今回のイベントでは、ストレングス・ファインダーのコーチとしてもご活躍されているちひろさん、そして、みっけさんと同じく「内省」という資質を上位にお持ちのうしがえる紀子さんと一緒にイベントを開催していただきました。参加者みなさまからの質問や熱いコメントで盛り上がり、わくわく楽しい時間を過ごすことができました。

画像4

画像5


こちらのnoteでは、イベントの内容をダイジェストでお届けします。自分軸手帳部のコミュニティの雰囲気を感じていただけたら嬉しいです。

自分軸手帳部では、定期的にイベントを開催しております。過去のイベント情報はコチラにまとめています。

後ろ向きな「こなす時間」が「子どものスキと全力で向き合う時間」へ

画像6

これまで、みっけさんは「書く」ことでたくさんの気づきを得てきました。そのひとつとして、今回ご紹介いただいたのは「平日の夕方の保育園のお迎えの時間」です。
みっけさんはもともとこの時間が苦手だったそうです。「早く帰りたい」という気持ちを持ちながらも寄り道が多い息子さんにイライラしてしまうこともあったとか…。
みっけさんはそんなモヤモヤした気持ちを手帳に書き出すことで自分の気持ちや感じていることを見える化し、ひとつずつ仮説を立て検証していきました。その試行錯誤の結果、苦手だったという保育園のお迎えの時間が、今では「息子さんのスキを観察し全力で向き合う時間」に変わったとか!その変化のプロセスはとても興味深く、チャットでもみっけさんの思いや感情に共感のコメントで盛り上がりました。


ひとつずつ仮説を立てて検証する

画像7

みっけさんは日々、自分軸手帳のウィークリーページに自分の気持ちを書き出しているそうです。「どうしてこんなにイライラしているんだろう?」といったような感情をありのままに書いていきます。書いた内容を深堀りしていくうちに「怒ることをやめればよいのでは?」という仮説を立てました。自分軸手帳の「習慣化リスト」も活用して「怒らない日」という項目を設定することに。しかしながら、振り返ってみるとあまり効果を得ることはできなかったとか…。ここで考えることを諦めないのがみっけさん。次の仮説を立てることにしました。


「待って」と言わないようにしてみる

とある日、みっけさんは自分軸手帳部のようこさんがTwitterに投稿された内容にアンテナが立ちます。そこには「子供のペースで生きる」という内容が…。

画像14

夕方の家事を計画通りに進めたいという思いから、子どもに「待ってね、また今度ね」と言ってる自分に気づいたそう。子どもが大人のペースに合わせるのはむずかしいもの…。このことに気づいてから次の仮説を立てることに。今度は「待って」と言わないようにしてみることに。こう決意してからも、つい「待ってね」と言ってしまうこともあったそう。でも、その時に「あ、わたし、今、子どもに待ってと言ってるな」と気付いたそう。自分が言ってしまっているという事実に気づけたこと、つまりメタ認知ができたこと自体が大きな収穫ではないでしょうか。

トライアンドエラーの先に変化が

自分はどうして「待ってね」と言ってしまったのか、理由を考えてみることに。家事の最中に言っていることに気付いたので、一日だけ試しに息子さんと一緒にいるときの家事を投げ出してみたとか。すると、全力で息子さんと向き合うことができたとのこと!このことから、家事の存在を忘れられれば「待ってね」と言わなくて済み、イライラが減るのかもしれないと考えました。みっけさんの仮説の立て方や実際に試してみたことから得た気づきなどに対し「分析→気づき→深堀り」がすごい!と参加者のみなさんからも多くの反響がありました。

足し算のワークの深堀り

このような試行錯誤をされていた頃、ちょうど自分軸手帳の「足し算のワーク」に書いた100個のやりたいことについても深堀りされていたそうです。

画像10

<足し算のワーク>
やってみたいこと、行きたいところ、ほしいものなど、自分にプラスしたいものを100個書き出すワークです。書いていくうちに、あなたの「ありたい姿」が見えてきます。

みっけさんは自分が書き出した足し算のワークの項目ひとつひとつに対して3回の「なぜ?」を書き出しました。3回問うことで、自分がどうしてこれをやりたいのかという「根っこの思い」を知ることができたそうです。足し算のワークに書き出した項目の中で、息子さん関連のものをグルーピングして集めてみると、いくつか共通している価値観があることがわかりました。それは「息子さんの興味をもっと広げて深めたい」という思いでした。

画像10

これまでに書いてきた息子さんと過ごす中での小さな気づき。そして、みっけさんが足し算のワークに書かれた思い。そのふたつの価値観が共鳴した瞬間でした。この価値観が見えてきたことから、今度は具体的な行動に移るべく「計画期」に入っていきます。

引き算しやすいこと、足し算したいこと

画像11

これまでの「書いて、気付いて」という「仮説期」を経て、今度は「計画期」に入ります。「計画期」では、まず夕方の時間に自分が何をしているのかを一通り書き出すことにしました。その中で、引き算しやすいことと足し算したいことはなにかを見つけました。引き算しやすいことは「食事作り」です。足し算したいことは「息子さんとの寄り道」だということがわかりました。

自分軸手帳には自分軸を見つけるためのワークが9個、収録されています。中でも特徴的なのは「引き算のワーク」と「足し算のワーク」です。このふたつのコンセプトを普段からよく知ってくださっているからこそ「引き算できること」そして「足し算できること」はなにか?という考えに至ったのではないでしょうか?

食事作りに関しては夕飯を夕方に作らず、朝の時間ずらすことにしました。そのために「週間献立」を計画したり、みっけさんの書いて、気づいて、変化するまでの実行力が垣間見えました。その中でも日々「書く」ということを繰り返すことで得た気づきをまた次に活かすという小さなPDCAを回すこと自体を楽しんでいる様子も伝わってきました。参加者のみなさんからも「みっけさんのメモの取り方が気になる」「気づきを生かされていてすごい」といったコメントがあふれました。


たくさん書くことから気づきを得て変化へ

画像12

これまでの事例を「オモテ編」として紹介してくださり、その裏ではどのようにして「書いて、気づいて、変化する」という流れを作っているのかという手法を「ウラ編」としてご紹介して下さいました。どんな小さな気づきでも良いので書くことからスタートするとのこと。各フェーズごとに使い分けされているというアウトプット先にはこれまたたくさんのメモが…!

みっけさんは自分軸手帳に限らず、Twitter、LINE、Apple Watchなどのデジタルツールも使いこなし、ノートにはマインドマップも書かれていました。このようにして書いたたくさんの気づきは定期的に時間を取り自分軸手帳に転記することで情報を集約されているそう。そこで得た気づきを、また次に活かしていくというプロセスはまさに壮大な自分プロジェクトのようです。

画像14

参加者のみなさんからは「仮説・計画・振り返りの手帳術が参考になる!」「自分の内側から湧いてくる声を大切にしたい」といった声が寄せられました。特に自分軸手帳のウィークリーページや月またぎのページに書かれた内容は、まるでみっけさんの思考の海が表現されたよう。

インタビュアーのちひろさんからは「日々の記録が積み重なり、自分を知ることにつながる、そして気づきから行動につながり、そのことで自分のことがもっと好きになれるということが、まるで自分軸手帳の使い方を体現されているようですね」といったコメントや、うしがえる紀子さんからは「みっけさんが気づきを逃さないことについて「熊が川で鮭をつかみとるようだ」といった表現まで…!笑

まさに「書く、書く、書く」そして「気づいて、変化する」といった思考の旅におじゃまさせていただいた気分でした。


参加者の声


イベント準備のこぼれ話

こちらのイベントは「書いて気付いて変化して」というタイトルですが、もともと仮につけたタイトルは「内省さんいらっしゃ〜い」というなんともふざけたタイトルでした。(内容は至って真面目)
みっけさん、ちひろさん、うしがえる紀子さん、手帳部の運営からは、ようこさんと私(えみか)皆、ストレングス・ファインダーで「内省」という資質が上位にあるメンバーです。「内省」という資質は物事を深く考えることが好き。どんなイベントにしようかという話し合いは1ヶ月以上に渡り行われてきました。

チャットでの熱い議論をこちらに一部ご紹介。

画像13

画像14

画像15

画像16

内省持ちの面々が集まることで、一文一文の熱意が相当なものになりました。毎回のやり取りが良い意味で長くなりがち…。「内省さん」の特徴は、パソコンで例えると常にOSが立ち上がっている状態です。常に頭の中でなにかしら考えているのです。

手帳が好きな方には自分と向き合うことが好きだという方も多いのでは?手帳部にはいろんな方がいますが、こうした自分と近い資質や性格の人と交流できるというところもまた魅力のひとつかもしれません。

おわりに

みっけさんは日常的に、ふと浮かんでは消える自分の感情や気持ちを「自分を知るピース」と表現されていました。「書くこと」はパズルのように気づいたことをつなぎ合わせ「自分軸」という木を育てるための大事な種なのかもしれません。

その過程を自分軸手帳と、そして仲間とともに楽しんでいく。この1年間のみっけさんの気づきや変化、そしてその経験をシェアして下さったことは、また誰かの気づきにつながるのではないでしょうか。自分軸手帳は予定だけを書くものではなく、自分の人生を主体的に生きていくためのツールでありパートナーでもあります。

自分軸手帳部ではこうして部員さんに語っていただくイベントを今後も開催予定です。2022年のコミュニティでも、部員さんの主催イベントは、多数開催していきたいと思います。2022年からコミュニティに参加される方もどうぞお楽しみに!

公式メルマガから自分軸手帳の情報をお知らせ

自分軸手帳2022は、購入ご希望の方に確実にお届けできるよう、メールマガジンご登録の方には先行販売をご案内いたしましたが、お陰様で先行販売にて予定の3000部を完売いたしました。

今後の自分軸手帳の情報をご希望の方は、メールマガジンにご登録ください。

画像2


・発売情報をいち早く知れる!
・ワークのポイントとみんなの感想が見られる!
・各ワークのダウンロードができる!
・サポートガイドが手に入る!

また、各SNSでも自分軸手帳の情報をお届けしています。フォローしてみてくださいね!

公式HP https://jibunjiku-planner.com/top
公式Instagram https://www.instagram.com/jibunjiku.planner/
公式Twitter https://twitter.com/jibunjiku_p

文責:えみか

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?