大丈夫、あなたはきちんとがんばった!今こそ自分をねぎらう「1年の振り返り」を
こんにちは、自分軸手帳部員&ライターの美穂です。
空気は冷え込み、街はイルミネーションに彩られ、新しい年の足音も聞こえてくる12月。ワクワクと同時に「えっ!?もう今年も残り〇日!?」と焦りる気持ちを抱く方も少なくないかもしれません。
そんなせわしない気持ちに襲われたときこそ、ふぅ~っと深呼吸!
あたたかい飲み物を片手に、「今年の歩み」に目を向けながら、一年を振り返ってみませんか?
「結局何もできないままだったから気が重い……」なんて心配はいりません。大丈夫、あなたはあなたが思うよりずっと、毎日ちゃんとがんばってきましたよ!
今回は、先日自分軸手帳ユーザーによるコミュニティ「自分軸手帳部」で開催されたイベント「手帳レッスン」の内容を踏まえながら、「1年の振り返りのヒント」をお届けします!
「振り返り=反省」じゃない!
この1年を振り返る前に、ぜひ心に留めておいてほしい約束があります。
それは、「振り返りを反省会にしない」ということ。
様々な役割を背負い、周囲の人々との和も大切にしながら、頭と心をフル稼働させながら、毎日を過ごす私たち。それをつい「当たり前のこと」と思ってしまいがちですが――もしあなたの親友が、そんなあなたの毎日の様子を聞かされたら、「たいしたことないね」なんて言わないはず。きっとあたたかなねぎらいの言葉をかけてくれると思いませんか?
あなたの日常には、あなたの頑張りや工夫、その結果生まれた変化が隠れています。そこから学ぶことはあっても、自分を責める必要なんてありません。
特に、私たち「自分軸手帳」は、手帳を手に取った一人ひとりが、それぞれの自分軸を育てることを大切にしています。その育つ方向やペースは、まさに十人十色。
ちょっといびつでも、思い描いたよりゆるやかな成長だったとしても。自分の手で育んできたその変化や気づきを楽しんでみましょう。
どうやって振り返る?
さて、自分への優しさ多めのマインドセットが完了したら、続いて気になるのは「振り返りの具体的な方法」ですよね。
自分軸手帳では、見開き2ページで「1年の振り返りページ」をご用意しています。
そのうち、どなたにでもすぐ活かしやすいのが、右ページの上部にある「今年の10大ニュース」のスペースです。このスペースを生かした振り返り方法の一例をご紹介しましょう。
STEP1:「今年の10大ニュース」をピックアップしよう
あなたにとって、あるいは家族やお友達との関係の中で、特に印象深かった出来事を書き出してみましょう。
大切なのは「出来事のそのものの大きさ」ではなく、「あなたの心の振れ幅の大きさ」に目を向けてみること。高級レストランでの食事より、「家族と盛り上がったたこ焼きパーティー」に幸せを感じたのなら、それは立派な今年のニュースですよ!
STEP2:何が印象的だったのか、一歩掘り下げてみよう
10大ニュースが書き出せたら、それぞれの出来事について「どんなところが特に印象的だったのか?」「どんな感情を抱いたのか?」を思い出してみましょう。5W1H(※)の角度から自分の心が動いたポイントを探ってみてもいいですね!
STEP3:STEP2で言語化したエッセンスを俯瞰してみよう
STEP2では、あなたが今年特に喜怒哀楽を強く感じた瞬間の「点」を洗い出しました。その点たちを、一歩引いた場所から全体的に眺めてみましょう。
すると、共通する価値感や、それぞれのニュース同士のつながりなど、「点」が「線」となってきっと浮かび上がってきますよ。
◎振り返り方法に正解はない!
ここまでご紹介した「STEP1~3」の手順はあくまでも一例。
振り返りの方法には、もちろん正解はありません!
自分軸手帳では、他にも完全フリースペースの左側ページや、手帳内のワーク別に振り返るスペースも。これらを活用しながら、自分ならではの方法で振り返りをすることができます。具体例は後半でたっぷりご紹介しますね!
「1年の振り返り」のメリット
ところで、「1年を振り返る」ことは、自分をねぎらう以外にどんなメリットがあるのでしょう?
◎「鳥の目」で人生を眺めることができる
突然ですが、ビジネスの場面では、3つの視点が大切と言われています。
これらの視点は、人生にも生かせますよね。
そして振り返りという観点から言えば、毎月を積み重ねた1年を捉えるのはまさに「鳥の目」。年末は、人間が作った便宜上の区切りともいえますが、この区切りを生かすことで虫の目を定期的に「鳥の目」に引き上げ、人生をいつもと違った視点で捉え直すことができます。その点で、1年の成果や変化が出揃う年末は、スペシャルなタイミング!
さらにこの鳥の目が、次なる「魚の目」や「虫の目」へと生きていくはずです。
◎Before→Afterの変化幅を実感できる
毎月ちょっとずつ瘦せているのになかなか体型に変化が出ない・・・と思っていたら、数か月ぶりに会った友達に「えっ!やせた!?」と声をかけられた――そんな経験ありませんか?
毎日頑張っている本人はちょっとした変化を捉えにくくても、客観的に見ると大きく変わっているということはよくあるもの。
まさにこの「変化幅」を実感しやすいという点も、1年の振り返りのメリットの一つ。「1日・1週間・1ヵ月」だとわずかの変化も、1年という単位にすると「私、がんばった!変わった!」と認めやすくなるのでは…!
ちなみに、自分軸手帳部にはこんな名言が――。
理想ではない自分の姿(Before )をそのまま手帳に記録しておくことで初めて、変化(After)がより強く際立つのです。
散らかった部屋、ドタバタの毎日、誰かをうらやむ気持ち――そんなあなたが今いるのなら、恐れることなく、それをこっそり記録しておきましょう。
その記録は、1年後にあなたの変化をハッキリ証明してくれますよ!
実例集|自分軸手帳運営メンバーの1年の振り返り
最後に、自分軸手帳運営メンバーが自らの1年を振り返ったページをたっぷりご紹介!同じページでありながら、形式や得た気付きは様々です。
おしまいに
「計画した通りに過ごせなかった・できなかったからダメ」「そもそも目標設定も記録もしていなかったから振り返れない!」なんて思う必要はありません。
まずはできる範囲で、そして今のあなたに目を向けて。
今感じることのできた変化を楽しみ、そしてまた未来のために今を記録しましょう。
自分軸手帳なら、「できた/できない」と評価するのではなく、「どう変わったか?」を見つめ、どんな変化も楽しんで味わうことができるはず。さらに自分軸手帳部には、それをともに喜び楽しむ仲間もいます。
間もなくやってくるあなたの新しい1年が、自分軸手帳・自分軸手帳部でより豊かなものになりますように。
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文責:美穂
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