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2023年春分

2023年3月21日春分の日。西洋占星術(以下、星よみ)では春分は1年の始まりと言われ、この日のホロスコープで1年の運気を読んでいます。
というわけで、今回は星よみ×数秘で1年予報と3か月予報をしていきたいと思います!

1. 1年予報

(1) 星よみ

今回もゴイスネットの四季図のデータから読んでいきます。

ゴイスネット四季図 (2023.春分)

春分の日は、星よみでは太陽がうお座からおひつじ座に移動した日のこと。1か月に1星座移動する太陽が、12星座最後のうお座から最初のおひつじ座となるので、一般的なカレンダーでいう年末年始感覚となり、春分の日=太陽がおひつじ座に入った日=(宇宙)元旦=新しい始まりとなるわけです。

上のチャート図を見ると、今回の1年のテーマ(ASC)もおひつじ座です。12星座最初の星座のおひつじ座、つまりこの1年のテーマも!「新しい始まり」。そこに拡大、発展という意味がある木星がASCの頭上にいる…ということで、新しい始まり感が倍増されています。

春分翌日の3/22には新月となりますが、これもおひつじ座で起こります。さらに!来月4/20にもおひつじ座新月となります。おひつじ座の「始まり」×新月「始まり」、それが2度起こる…というわけで、この1年は「始まり、スタート」の勢いのあるエネルギーがかなり強そうです。1年間この状態…となると、目まぐるしい日々になりそうです。

これだけ始まり感が強いということは、視点を変えると、ここに来るまでの終わり感も強いとも考えられます。今年に入ったあたりから、何か大きな終わり、締めくくりがあったかもしれません。

3月に入って、社会に影響を及ぼすと言われる土星と冥王星が次の星座に移動する天体イベントが起こっています。土星はみずがめ座からうお座へ、冥王星はやぎ座からみずがめ座へ移動しました。天体が星座を跨ぐというのは、これまでとは違った場所(エネルギー)へ移動するので、違う空気を全身に受けて一瞬グッと力が入るような、もしくはグラッと揺れるような通過儀礼(笑)があります。

ちなみに、冥王星が今回と同じようにやぎ座からみずがめ座へ移動したのは240年前だそうです。240年前はアメリカ独立戦争やフランス革命が起きていた時代で、やぎ座が意味する国(権力)・縦社会が崩れ、みずがめ座が意味する革命・横の繋がり(ボーダレス)・平等のために立ち上がるようなことがお目見えしています。そこから240年経った今回も、同じようなキーワードで通過儀式を浴びているような、ニュースが取り上げられてくるかもしれません。

今回の1年のテーマに浮かんだキーワードはリセット&スタート、スタート&ダッシュ、火、熱、赤、突発的、短期/短気、飛びつき、ひらめき、個性全開(自分)、自己主張。とにかくエネルギッシュで、自分の意見を主張し勢いで戦う・勝ち取るイメージです。よい方向に活用できればいいですが、今回の強烈な「始まり、スタート」は、勢いがすごくて周りが視界に入らず、やりすぎな面も多いかも…と思いました。

しかしこれも、先ほどお話しした大きな終わりであり大きな始まり。今が革命の始まりだとすれば、革命後は今までにはなかった新しいこと(生活、社会、価値観など)が待っている期待もあります。

土星も冥王星も12星座の11番目と12番目を進行中ということは、新しい時代を迎えるためのお片付けに力を入れているように捉えられます。革命も1年で終わるものではないはず。この1年は始まり感が強いものの、本格的な新時代の始まりはおそらくあと3年くらい後のことで、今回はその準備に向けた始まりのような気がします。

行動面でも忙しそうですが、情報過多になる予報で、精神面でも揺らぎが大きそう。かなりハードで振り回される1年になりそうですが、俯瞰して見て、休息をとることを忘れないように心がけてください。

天候面では、先ほどのキーワードから考えると温暖ですね。猛烈に熱くなると突発的な大雨も起こるはずで、見えないところ(地盤)はかなり水分をため込んでいて、突然表面が崩れる…ようにも読み取れるので、昨年同様天候にも注意が必要かもしれません。

(2)数秘

2+0+2+3=7、2023年は7【休息】の年にあたります。
1から始まり9で完結する、9年1ステージで考えていくと7年目にあたり、ラスト3年を進んでいくところです。

7年目は、次のステージが見え始めているタイミング。過去6年で学んだことを踏まえて、次のステージにいるものorいらないものを冷静に判断して分類、そして次のステージのために今のうちに準備しておいた方がいいものを準備する、「ととのえる」期間です。

自分の土台に不備がないか、今のうちに見直してととのえましょう。次のステージでどんな壁がやってきてもグラつかないように…

休息の年はまったく動いてないわけでなく、見えないところでしっかり準備(活動)しておくという地味に辛い筋トレ期間。結果が見えなくてモヤモヤするかもしれませんが、なんだかんだ2023年もすでに3か月経ち、そのうち1年経ってしまうはず(ポジティブ。笑)。その都度出されるお題に向き合い、鍛えてととのえていきましょう。

(3)星よみ×数秘

前章の星よみでふれた、社会に影響を及ぼすと言われる天体が、12星座最後の星座から最初の星座に移動するのも3年後、数秘も新しいステージが始まるまであと3年…と考えると、2025年あたりは一新された世の中になりそうな気がします。大きな変化(革命的な何か)は1年では終わらないはず。1年通して、また3年通して、デトックス・リセット・スタートのサイクルを繰り返し、2025年あたりの新しいステージに突入していくのかなと思います。

星よみと数秘を掛け合わせてみると、この1年は、「周りが見えないくらい自己主張が止まらない」という外向きのエネルギー、もしくは「周りが見えないくらい自分のことに集中する」という内向きのエネルギーのどちらかに一点集中している感じがします。

そこからのメッセージは、物事が大きく動く(始まる)時だからこそ、心の揺らぎも大きい時。周りに流されて自分をなくさないように、冷静に物事を見ることを忘れずに…ということではないかなと思いました。

2. 3か月予報

こちらは数秘ベースで読んでいきます。

(1) 4月:11/2(動揺/調和)

3月が1【始まり】の月なので、今月まいた種が着地する(受け入れてくれる)場所が見つかるのかもしれません。4月はゾロ目ナンバー11【動揺】の月でもあるので、想像していなかった場所からお知らせが来るみたいです。うれしいも悲しいもレベル2ではなくレベル11(イメージ)。
星よみで考えても、この期間は火星かに座(感情が忙しい)、水星おうし座の逆行(過去からのお知らせや何かが"戻ってくる")の期間なので、思ってもみなかったことが起きて、良くも悪くもアタフタしそう。
何が起こるかわからないけど、どうせいろいろ起こるならためらわず、今のうちにたくさん種をまいて、その時を待ってみるのもありかなと思います。

(2) 5月:3(創造)

3はクリエイティブで気軽にやってみる、楽しんでみる意味。4月に着地した場所(人)とのやりとりや何気ない会話の中から、新しいアイデアが生まれたりするかも。水星おうし座の逆行は5月中旬までなので、予定とは違う斬新なアイデアも出てきそうですね。
結果を気にせず、難しく考えず、お試しで進めてみるにはいい期間です。5月後半から火星がしし座に移動するので、アクティブに活動できそう。体験レッスンとか1日体験〇〇とか、行ってみるとさらに新しい発見があるかもしれません。

(3) 6月:4(安定)

4はじっくり考えたり、計画を立てる意味。5月に体験してみたことや発見を一度じっくり見返して、次につなげるにはどうしたらいいか計画を立てるのに活用するといい期間です。今年は全くと言っていいほど休む期間がありません。6月がその中でも、唯一立ち止まれる期間かも…。翌7月は「(2023年)7の年の7月」。今年の数秘7のテーマ「ととのえる」に対して中間テストのような一山がありそうなので、ここで一度体力温存、しっかり準備して蓄えるといいかもしれません。

「ととのえる」のわりに、それがハードで心身にダメージがくるという、言葉の響きからすると少し矛盾しているようなおかしな期間ですが、前にも触れた「次のステージでどんな壁がやってきてもグラつかないように…」を踏まえた自分の土台強化のためのあれこれなので、体感的には納得できることもあるんじゃないかなと思っています。

3. 個人的な体感

私自身の1年が数秘7「ととのえる」であることから、世の中と同じ流れ(体感)をたどっています。星よみで自分の出生図を見ても、3年後に大きな変化を迎えるような状態で、体感的にもそのための準備というか、自分の足でしっかり立つトレーニング期間という感じです。3年後の変化は正直全く見えていませんが(笑)、自然の流れに乗っていった先に見えてくるような気がしているので、この1年は数秘7「自分集中」で過ごしていきたいなと思っているところです。

最後までお読みいただきありがとうございました!
少しでもお役にたてますように☆

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