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【12月号vol.1】仕事において、どうありたいか。

『月刊じぶんジカン』12月のテーマは、「これからの自分の "ありたい姿" を描こう」です。

この記事(12月号vol.1)では、仕事や人間関係における「ありたい姿」について、一緒に考えられたらうれしいです。

(ぜひノートなどに書いたりしながら考えてみてね)

『月刊じぶんジカン』12月号は試し読みとして、vol.1とvol.2を無料で公開します。この記事は無料でお読みいただけます。

そもそもなぜ「ありたい姿」を描くの?

まずは、そもそもなぜ「ありたい姿」を描くのか、というところから。

実はわたし、以前はまったく「ありたい姿」とか、自分がどうなりたいとか、描けないタイプだったんです。

就職活動のときや、社会人になってからも「3年後のビジョンを描こう!」という研修を何回か受けたのですが…

「いや、3年後って何してるかわかんないし。結婚してるか、子どもいるのか、とか。自分ではどうにもならないこと満載だから、ビジョンなんて描けないな~」

と、思っていました。

ちなみに、今も同じように思ってます。先のことなんてわからないし、自分ではどうにもならないことも、たくさんありますよね。人生…!

だけど、ある時から「直近の "ありたい姿" なら描けるかも?」と思うように。

つまり、自分ではどうにもできない外部要因はいったん置いといて、自分で選んでいける範囲で、また今の自分から近しい範囲で「どうありたいか」は描けるかもしれない、と思ったんです。


向いている方向に、足が進んでいく。

突然ですが、スノーボードやったことありますでしょうか。

わたしは以前取材で初心者向けスノーボード教室に行ったことがあるのですが(ライターをしていた頃の話です)、まったく滑れないわたしを見た先生から、ちゃんと滑るためには「進みたい方向に顔を向けましょう!」と教わりました。

なるほど!スノーボードに限らず、人間ってそういうもんだよなあ!

…と、雪の斜面を転げ落ちながら(苦笑)、悟ったような気持になったのを覚えています。

この経験も踏まえて(?)、痛みを伴って実感したのが、こちら。

顔や身体が向いている方向に、次の一歩が出る。

つまりは「どこに向かっていたいのか」に、自覚的でいることが大事だと思ったんです。人生においても。

(ちなみに、スノーボードは運動神経がなさすぎたので、今後やることはないでしょう…!)


話を戻します。

その「進みたい方向」が「ありたい姿」であり、自分の行きたい方向をイメージしておくことで、そちらへ進みやすくなる。

実際にわたし自身は、「ありたい姿」を描くようになってから、たしかに進みやすくなったと実感しています。


ありたい姿は映像イメージで描く

「ありたい姿」を描くときのポイントは、映像イメージで描くことです。

そのときの自分は…
・どんな場所にいるのか
・何をしてるのか
・誰といるのか
・どんな表情なのか

映像イメージにするためには、具体的に自分の中で描写する必要があります。そこがポイント。

「進みたい方向」は、ざっくりとした言葉では「見えた」ことにならない気がします。例えば「フリーランスになりたい!」という「ありたい姿」を描いたとして、その言葉だけでは進みたい先の具体的な景色は見えないんです。(「フリーランスになりたい!」って「会社員になりたい!」と同じぐらい、ぼんやりしていますよね)

進みたい方向の景色を、今まさに見ているような感覚で、イメージを描く。

ぜひ、そんなところを意識して映像イメージを描いてみてください。

***

ということで、ここからは「仕事」と「人間関係」について、ありたい姿を描くための切り口を書いていきます。

この文章を読んでいるだけでは「へえ~」で終わってしまうので、ぜひノートなどに「自分にとってはどうだろう?」と書き出しながら、読み進めていただけたら幸いです。

※最後に「考える種」として質問事項をまとめているので、ご活用ください!

仕事は、どうありたいか。

正直なところ、仕事は割と外部要因が大きい部分です。

転職、休職、退職、転勤、異動……今の自分では予測できないことも多いですよね。

でも!

「仕事によって何を得たいのか」と「仕事を通して何を届けたいのか」の芯の部分は、外部要因に関係のないものなのではないかと感じています。

【仕事におけるありたい姿を描く1】
・自分は仕事によって何を得たいのか
・自分は仕事を通して何を届けたいのか

また、働き方や環境についても、自分で選べるポイント。

たしかに会社都合で転勤を命じられたり、なかなかすぐに転職するのは難しかったりするかもしれません。

ただ、どんなときも最終的に選ぶのは自分。それだけは忘れないようにしたいことです。

その点では、自分に合った働き方を知っておくことが、道を選択するときの指標になると思います。

【仕事におけるありたい姿を描く2】
・どういう働き方が自分に合うのか
(例えば労働時間/勤務形態/働く場所)

※「働き方を考えるノート」を持っている方は、見返しながら「今の自分は?」を考えてみてくださいね!


人間関係は、どうありたいか。

人との関係の中では、どんな自分でありたいだろうか。

「ありたい姿」というと、ぐーんと背伸びした目標のようにとらえられがちだけど、そうではなくて、自分に無理のない、心地よい姿を描くのがいいと思っています。

だから、無理に「もっと人付き合いが上手くなった自分」を描かなくていい。

本当はもっと小規模な人間関係の中で、狭く深くありたいとか、そういうのがいいと思うのです。

自分にとってどうあれば無理がないのか、そんな「ありたい姿」を描く切り口としては、以下2つをぜひ考えてみてください。

【人間関係におけるありたい姿を描く】
・どれくらいの人たちと、どういう距離感で関わりたいか
(広く浅く?狭く深く?それともむしろ広く深く?)
・どんな人と関わっている自分でありたいか
(何を好む人と一緒にいたい?など)


今回の「考える種」

12月号vol.1でご紹介した、「考える種」をまとめます。

【仕事におけるありたい姿を描く1】
・自分は仕事によって何を得たいのか
・自分は仕事を通して何を届けたいのか
【仕事におけるありたい姿を描く2】
・どういう働き方が自分に合うのか
(例えば労働時間/勤務形態/働く場所)
【人間関係におけるありたい姿を描く】
・どれくらいの人たちと、どういう距離感で関わりたいか
(広く浅く?狭く深く?それとも広く深く?)
・どんな人と関わっている自分でありたいか
(何を好む人と一緒にいたい?など)

みなさんは、どんな「ありたい姿」を描きましたか?

ぜひ、おたよりフォームより教えていただけたら嬉しいです!

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***

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ちなみに、1月号のテーマは「これからの自分のコンセプトを決める」です。


それでは、
『月刊じぶんジカン』12月号
引き続きお楽しみに!

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