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【要約・読書レビュー】超トーク力 DaiGo

話し方は重要だが誰も教えてくれないスキルだ。著者は今も話すことに苦手意識はあるが、話すのがうまくなっている。著者を変化させたのは話し方の科学にある。会話には一定のルールがあり、話し方の科学は誰がマネしても一定の成果があがる再現性のあるものである。人格はそのままでスキルを上乗せすることによって話し方を鍛え、実践することで周囲の反応の変化が実感でき、またその効果は一生続く。

雑談は親しさを築く第一歩

相手に親しさを感じさせることができれば、好感度も上がり、評価も上がる
雑談は、自分が話そうと思わずに相手に話してもらうこと
相手にいい気分になってもらうことが重要

・トゥー・クエッション・テクニック
「最近の出来事」を聞いて、内容を受け止め、「どんな感情になったか聞く」
①中身にこだわらない
②ネタを自ら提供しようとしない
③会話をリードしようとしない

まずは、会話スターターを使って会話をスタート
①今日あったいいこと
②熱心に取り組んでいること
③わくわくする出来事
シンプルに聞くこと。こちらの感情をはさまない

会話するときのルール
①ピンポンルール
 6:4で聞くこと
②信号機ルール
 30秒以内でこちらは話すこと
③一時停止ルール
 相手の受け止めるときは少し間を開けて相手に聞いていることをアピール

ストーリーテリング

ストーリーに乗せることで相手の記憶に残すことができる
①文脈→背景情報の説明。いつ、だれが、何を達成したのか、敵は?
②浮き沈み→上げて下げて上げる、トラブル・障害を盛り込む
③まとめ→結末を示す。教訓を示す。

話に興味がなさそうな相手には結論から話す→PREP法
①結論②理由③具体例④結論

残念な会話パターン

①空想:相手が話している話題と無関係なことを考える
②議論:相手の言っていることに対して、心の中だけで反論する
③判断: ネガティブ思考に影響されたまま、相手の意見を判断する

⑤偽傾聴 : 本当は聞いていないのに、あいづちだけは打つ
⑥ リハーサル:次に話したいことを考えてしまう
⑦独自分の目標達成のために、会話の流れを変えてしまう
⑧不意打ち : 会話の相手に対抗するために情報を集める
⑨ 選択的傾聴 : 自分が興味のある内容にだけ反応する
⑩ 防衛的傾聴:相手の話がこちらへの批判だと考えながら聞く

会話がうまくいかない人、うまくいっているがさらに磨きをかけたい方にお勧めです。


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