見出し画像

05.地球の内と外 ~JIBAN NOTE~

もし地球を切断すると、
まるでゆで卵の断面のように見えるかもしれません。
宇宙から人工衛星で撮影された地球の写真を見ると、地球はボールのような形をしています。

※イメージ


これは、天体が大きくなり、質量が増えることで、万有引力が強くなり、複雑な形を保てなくなるためです。地球は、引力によって内部の物質が引き合い、反発する力がほぼ等しくなり、丸くなって安定します。

※イメージ

しかし、地球は完全な球形ではありません。
地球は、コマのように自転しながら太陽の周りを公転しています。
このため、常に遠心力が働いています。
自転軸からの距離が離れるほど遠心力が大きくなるため、地球は赤道付近で最も大きく、北極や南極に近づくと小さくなります。

 その結果、地球は赤道方向に引き延ばされ、ボールを上から軽くつぶしたような形状になります。この地球の形状は「楕円体」と呼ばれ、まさに自然の力のバランスが作り出した形と言えるでしょう。

※イメージ

このような地球の形状を知ることで、地球の成り立ちや自然の力の偉大さを感じていただけると思います。


【Better World Words】

 元星稜高校野球部監督(松井秀喜の恩師) 山下 智茂

「花よりも 花を咲かせる 土になれ」




今日の「地盤の音」はどんな音色を奏でていますか?