見出し画像

古事記を読んでみよう 3

今回から天皇の話に入っていきます。

ニニギノミコトは3人の子供を産みました。
ウミサチとヤマサチはそのうちの2人です。山の専門家 ヤマサチと海の専門家 ウミサチはある日、両者の専門分野を交換します。つまりウミサチが山へ、ヤマサチが海へ行きました。

しかしヤマサチは海にてウミサチの道具 釣り針をなくしてしまいました。彼は潮の神 シオツチという亀に乗り、ワタツミの国へ尋ねに行きました。ここから彼は3年間帰ってきません。まるで浦島太郎の話ですね。

釣り針を見つけ、3年ぶりに帰ってきたヤマサチは専門分野以外もたんたんとこなしました。これに嫉妬したウミサチはヤマサチに嫉妬し、
反乱を起こしますが逆にやられてしまいました。これでウミサチはヤマサチの部下となりました。

時が経ちヤマサチのもとへワタツミの国で愛した女神 トヨタマヒメがやってき、妊娠したことを告げました。彼女は実はサメであり、ヤマサチはこの事実を知ってしまいました。トヨタマヒメは息子を残してワタツミの国へ帰っていきました。これ以降ワタツミの国は人間には行くことが出来ない国となりました。

トヨタマヒメは更に娘を産むことで息子と娘同士を結婚させ、4人の子を産ませました。この4人のうちの1人が神武天皇となります。

話はヤマサチの孫 神武天皇の話へと変わっていきます。神武天皇は九州から東へ東へと征服していきました。数々の対抗勢力を潰し、部下を失いながらも刀を手に入れ徐々に力をつけていきました。

力をつけた神武天皇は三本足のカラス ヤタガラスにガイドを任せて奈良まで進行しました。奈良の対抗勢力を倒したり、部族を一気に討ち取り、神武天皇は奈良で天皇に即位しました。

ヤタガラス↓↓↓

ここから神武天皇は妻を探しにいきます。
たくさんの女性が候補にあがりますが一部を紹介しています。👆

妻に選ばれたイスケヨリヒメは神武天皇との間に3人の子供をもうけました。

神武天皇の死後、神武天皇と前妻の子が謀反を起こしました。しかし三男がこの謀反を知り、鎮圧に成功しました。これにより2代目の天皇に即位しますが、これより先の9代目までの天皇に詳細はありません。

今回は以上になります。
次回もお楽しみに!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?