グローバルハイクオリティ、ローカルロークオリティと商店街

都会と比べて経済が落ち込んでいる、人口が減少していてそれをどうするかっていう話になりがちです。でも人口減少は多少移住者が増えたとしても日本の総人口が減るんだから、まず間違いなく減ります。その中で単価の高いものをつくって、個人所得をどうあげていくかを議論すべきだなと思っています。でも今日はその話とは別の角度の話です。
 
 
商店街への集客をどうするかなのですが、ひとつやっていきたいのは、商店街がどのように発展していくか、お店が増えていくか、その過程自体も楽しんでもらうコンテンツにしたいなと思っています。空き家問題や人口減少など、暗い話題になりがちですが、じゃあそれをどうやっていこうかというのをRPGさながら、お客さんも含めて楽しむ。エンタメとして楽しめるようにする。店主だけじゃなくてお客さんも共犯者として巻き込む。そのための一つの方法として、SNSによる発信、情報開示をしています。
 
 
いい格好をしたい、少しでもよく見せたいというのは本能的にありますが、それよりも困っていることや、できていないことも正直に伝えながら、それでもなんとかしようとしている部分もキャラクターとして愛してもらえるかのほうが重要な気がします。ぼくはグローバルハイクオリティかローカルロークオリティしか残らないという言葉をとても重くみています。便利さだけの競争になると、アマゾンやグーグルにとても叶わないので、ローカルのキャラクターや人間味、ストーリーといった人間に依存する部分をいかにうまく出していくかがこれからの商店街のキーポイントになると思います。

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