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ありえない話?(退職カウントダウン その後)

あまり書くとまた情報漏洩とか怒られるんだろうな。
でも、書かずにはいられない。

会社の人事部に電話して、身元保証人2名→最低1名、ということになりました。実家の父は後期高齢者。実妹がいるが、母の3回忌以降4年は会っていない。
一番仲の良かった友人は、コロナ禍の緊急事態宣言で外食臆病になってしまったと友人の娘さんから聞いて、以降連絡を取っていない。
親戚はみな遠方だし…
頼めるような人がいないんです。

退職カウントダウン


この後「買うしかないな…」と続くのですが、その前にやはりひとあがきしてみようと、「ココナラ」で見つけた「証人やります」という行政書士さん、1番目夫の会社で勤めていて、子どもが行くたびにお菓子を持たせてくれる女性の知り合いの方にお願いした。二人とも一様に「実印プラス印鑑証明…やりたくない」という。

ま、そうだよね。

公務員でさえ詐欺で捕まるような世の中、信じられるものは自分の目で見たものだけ。いくらその地方で有名な会社でも、誰がどんな詐欺を働いて悪用されるかわからない。会社側も自分たちの手を煩わせることなく、入社希望者に厄介ごとを押し付けて、印鑑証明を出せというのはなかなかな暴力ではないか。

お金や個人情報を扱う役職につくわけだから、身元がしっかりしていますよということを目に見える形で保証してほしいという。身元保証人の印鑑証明を求めるのは、私文書偽造を疑ってのことだろうし、私みたいに親兄弟以外の身元保証人を想定していないから、そんなに難しいこととは思っていないだろう。
でも、だからこそ、今年85歳になる老父やお金で買った見ず知らずの人に身元保証人は頼めない。

また、子どものマイナンバーカードのコピーの提出が義務になっているのも厄介だ。
被扶養者のマイナンバーは、扶養者が年末調整の異動申告書に番号を書けば、それで身元確認終了とみなされる。会社が子どものマイナンバーカードをも保管するのは、個人情報保護法の観点からはトゥーマッチ。
会社がそれでも子どものマイナンバーカード提出を義務にしているのは、番号の書き間違えがあるかもしれないからとかいう理由なのだろう。住民票でも特別に指定しない限りマイナンバーは表示されないくらい、マイナンバーは厳重な保管が必要な番号と位置付けられている。
事の重大さをどれくらい認識しているのだろうか。

私のこれまでの会社員生活は、社員10人前後くらいの規模の会社での経験がほとんど。そして、仕事をするポジションは大体自分の勤怠や雇用契約書、年末調整の書類を自分で保管するような、総務的管理的業務がほとんどで、今回のような半営業職は初めて。
マイナンバー法も勉強した。それがネックになっている?

私なんか間違ってるんかな?

ここは、一旦思考を停止させて、会社に従うべきかな…と思い始めている。
身元保証人に3万円。
これを払えば年数百万の給料が入ると思えば安いのか?
それとも、やはりおかしいからと内定を蹴って再就活をするか?
再就活したところで、また同じように身元保証人を出せと言われたら結局それがボトルネックになっていつまでも底辺で働き続けなければならない。

悩ましい。


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