PERFECT DAYS

友人の行きつけのお店に映画好きがいる。
急に人と話したくなると友人が行く日に合わせて行くのだが、その日は私が先に店に着き最近見た映画のおすすめを教えてもらった。

何となく気にはなってたけど、ポスターの絵面が暗くて怖い話なのかと思い、候補に入れていなかった。
あれこれ聞くより観てほしい、と言われたので次の休日に観に行ってきた。

感想を、一言で言い表せない。

主人公の平山のようにこの映画は多くを語らない。
表情や仕草を静かに映し、どういう感想をもつかは観た人に委ねている。

映し出された日々の中で、ニコの母親を抱きしめたシーンは色んな思いを感じて、彼は私が今抱えてる悩みだったりのその先にいるように感じた。

彼の住む「世界」に少しだけ憧れる。