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自分とは何か。
かれこれ、四半世紀とちょっと生きた私ですが、
ここ最近「自分とは何か」とよく考えております。
私の中で明確な答えがあるわけではないですが、
これまでの人生を振り返ってみて私なりの考えを
出してみたいと思います。
” 自分とは、他人の鏡だ。 ”
つまり、今まで関わったすべての人たちの影響を
受けながら自分が形成されている。
「子は親の鏡」と言うが、まさにそこから発想を
得て思いつきました。
例えば、
家族、友人、会社の上司や先輩、取引先の人。
お店の人や通勤でよく見かける人だったり、
本当に一言だけ言葉を交わした人たちも含まれ
るかもしれない。
そう考えると、街中でたまたま目に映った人たちで
さえ、自分に影響を与えているのかもしれない。
やはり一番は、長い時間共に過ごした家族との影響が
相対的に見ると大きいかもしれないが、時間の長さだけが
すべてではないだろう。
もう一回、「自分とは何か」と考える。
” 自分とは、経験の集積体だ。 ”
今の自分はこれまでに経験してきたものすべてを
持ち合わせた、”最新の自分”なのだ。
経験からでしか、自分を見つけることは出来ないのだと思う。
だから、自分自身の経験を振り返ってみると自分が何かの
ヒントがあるんじゃないかと思う。
自分が分かっている人は、経験してきたことから
自分の得意なこと、好きなことの傾向を分析して
行動に移しているんじゃないかな。
だから、「自分」っていう言葉に「分かる」があるのかな。
難しいお題で文章を書いていて頭が混乱しているが、
私の考える自分とは、”常に変化する存在” ”不安定な存在”
なのかもしれない。
ヘンな表現になってしまったが、経験からでしか自分が
成り立たないのなら「未来」=「未経験」なので自分は
変化し続けることになる。
だから不安定なのかもしれない。
久々に会った友人と「相変わらず」や「変わってないね」などの
会話を耳にすると思うが、”最新の自分”を知ったらきっと口から
出る言葉は「変わったね」になると思う。
変わらない人は、世界に一人としていないのだろう。
自分とは、不安定な原子のように他の原子と化学結合して
(周りの人々とかかわりあって)安定したい存在なのだろう。
だけど不安定な自分を認めてあげることが、
ひょっとすると、自分を知る上で大事なことかもしれない。
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