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メールを送るのに、少し緊張する話。

仕事でメールを送る際、時間がかかる。

いったい何に時間を取られているのか。
と、毎回メールを送る際に感じる。

まず、メールの文章をどのように書けば良いか悩む。

正しい言葉遣いで書けているか気になる。

そして、メールを受け取った時の相手の気持ちになって
文章が理解できる内容かどうか、失礼な言葉を使って
いないか、考え始める。

困った末、場合によっては検索で例文を探して文章を作ってみる。

宛先の人に対してもそうだが、CCの人たちにも内容が
読まれると思うと不安になる。

送らないといけないので、覚悟を決めて送信ボタンを押す。

こんなことを考えていたら仕事が進まないと思うだろう。
まさに、その通りだ。

もっと労力を他の箇所に充てなければいけないと思っている。

業務の中でメールを送る時間からは逃げることはできない。

緊張と不安な気持ちになりながら、受信トレイと睨めっこ。

「承知しました」「確認致します。」のような返事のメール
でさえ、一呼吸おいて送信する。

メールが来なければいいな、なんて考えたりする。

でも、今日もメールが届いていた。

キーボードを打つ指先に、汗がジワリと集まるのを感じながら

それでも、メールを送信するのだ。









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