spring boot 2.5.5の修正内容(vol.1)

この前2.5.4の内容を読み終わったと思ったら2.5.5が出てたので読む

spring actuatorにバグありすぎでは?

spring actuatorの/envでSPRING_APPLICATION_JSONがサニタイズされないバグの修正

https://github.com/spring-projects/spring-boot/issues/28045

アプリケーション起動時にアプリケーション引数に渡すことができる環境変数SPRING_APPLICATION_JSONを/envのエントリーポイントで見ようとするとサニタイズされず、生のままで表示されていた

サニタイズされるように修正され、ついでにサニタイズ対象のデフォルトに追加された

Flywayを使ったテストが起動しないの修正(2.5.3から発生したバグ)

https://github.com/spring-projects/spring-boot/issues/28079

dbを使ったテストで利用されるflyway

https://flywaydb.org/

spring bootにはflywayを使ったテスト用のauto configがあるが、2.5.3の修正の際に、起動の優先度が変わっておりflywayが起動する前に別のdbの書き換えの処理が走ってしまい、flywayのインスタンス生成に失敗していたのが修正された

spring actuatorの/metricsのspring web mvcのメトリクスが独自フィルターで特定の例を吐いたときにステータスコードが200で記録されるバグの修正

https://github.com/spring-projects/spring-boot/issues/27988

独自filterを追加したりして、spring web mvcのfilter処理のあとに走るfilterで特定の例外(IOException,RuntimeException,ServletException)を吐くとステータスコードが200で登録されていた

続く

servletとかfilterとかそのあたり隠蔽されたものしか使ったことがないので、filter関連の処理が読めない

また時間見つけて読む


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