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プロボクシング、軽量級ボクサーの宝庫・日本

 ボクシングは、そもそも重い(ヘビー)か軽い(ライト)かの二階級から始まった。現在は、ミニマム級からヘビー級まで17階級に分かれている。
しかも、統括団体もWBA・WBC・IBF・WBOの四つの統括団体が有り、暫定王者を除いても68人の王者が存在する。
 現在の日本プロボクシング界は、ミニマム級からスーパーバンタム級、いわゆる軽量級で王者が存在しており、その王者への挑戦権獲得可能性のある世界ランカーが多数居る。スーパーバンタム級は、四団体統一王者の井上尚弥選手。また、バンタム級にも多数存在する。バンタム級については、「今
日本ボクシング界が熱い(2)」をご覧頂きたい。
 それでは、軽い階級から見て行こう。まずは、ミニマム級。IBF王者に
重岡銀次朗選手。WBO3位に谷口将隆選手(WBA5位)。WBA4位に高田勇仁選手。WBC・IBF8位に小林豪己選手(WBO10位)
もちろん、残念ながら先日WBA王者から陥落した重岡優大選手は、4位に。
 次に、ライトフライ級は、WBA・WBC統一王者の寺地拳四朗選手。
WBA3位、IBF7位、WBC・WBO1位の岩田翔吉選手。IBF2位に矢吹正道選手。IBF10位に谷口将隆選手。
 フライ級は、WBA王者ユーリー阿久井選手。2位に京口紘人選手(IBF4位)。3位に桑原拓選手(WBC8位)。WBO1位に加納陸選手。
 スーパーフライ級は、WBAが井岡一翔王者。WBOが田中恒星王者。
WBC2位中川健太選手(WBA4位、IBF9位)。と日本ボクシング界は、異常な盛り上がりを見せている。選手に対する待遇も、以前と比べて良くなっており、個人の努力次第では王者になる可能性も高い。
 ただフェザー級以上になると、タレント揃いで外国人とのフィジカル面での差が浮き彫りになり、直近2名は挑戦に失敗している。
大橋ジムの平岡アンディー選手も、層の厚いスーパーライト級。世界ランク外だが、志成ジムの堤駿斗選手は、フェザー級の期待の星です。
 これだけの世界ランカーが居るのですから、タイトルマッチの数も増えます。今後の日本人ボクサーの活躍に期待しましょう!

追記:世界ランキング10位までの選手で書いてます。悪しからず。

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