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東京・八王子の日本遺産構成文化財「八王子車人形」が画期的な公演を明日から

 こんにちは、お久しぶりです。
 今日は、八王子でお世話になった伝統芸能の家元さんからのお知らせをご紹介します。
 八王子の伝統芸能とは、江戸末期に発祥という「八王子車人形」のこと。
「桑の都」とも呼ばれるほど養蚕と生糸&織物生産が盛んだった八王子で育まれ、お知らせをいただいた家元・五代目西川古柳率いる西川古柳座が伝統芸を継承しています。
 百聞は一見にしかず。文化庁のデジタルコンテンツサイトに、その映像が掲載されているのでご覧下さい。

 人形浄瑠璃の一種といえますが、文楽では人形一体を三人の人形師が操るところを、八王子車人形では、人形師が底に車のついた箱に腰掛けて一人で一体の人形を操るのです。

 三人がいいのか、一人がいいのかは見方によりますが、約20年前、来日した外国の人形師が、「効率が良い」と、西川古柳座に師事したことがありました。

 その人形師は現在、シカゴとニューヨークを中心に活動するトム・リーという方。家元の西川古柳さんは後継者の育成に心血を注ぐ中、伝統を継承する意志があれば国籍は問わない、と熱心に教えてくれたのだそうです。

 そのご縁があって、西川古柳座とトムさんは以前にもコラボ公演を行っており、今回はその2回目でタイトルは「AKUTAGAWA」。初演はシカゴで2023年1月に行われ、約1ヶ月間、計14公演で合計約2500人動員し、専門誌等から大絶賛だったそうです。

ここから先は、プレスリリースの受け売りにしかなりませんので下記に貼り付けるリリースをみていただければと思いますが、目次代わりに見出しを抜き出して並べておきます

北米ツアーで売り切れ続出した日米共同制作の人形劇、日本初演!

メトロポリタン・オペラやブロードウェイで活躍するメンバーが来日
他分野・他文化とのコラボレーションで国の重要無形⺠俗文化財の表現を革新

伝統芸能の技法の発展的継承を実践

国際的な観客への強いアピール力

日本における大人のための人形劇の可能性を拡大


 当然、筆者は見たことありませんが、もしかしたらすごく貴重なものが見られる気がしましたので、公演三日目に見に行くことにしました。
 明日の土曜から火曜までの4公演ですが週末の過ごし方が定まってない東京近郊の方がいらっしゃればぜひご検討ください。
 公演をみたらまた感想など投稿しますね。


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