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「キャリアの考え方 2」

キャリアの考え方 好評でしたので
続き書きますね。

エドガーシャインのキャリアアンカーの考え方に続き
スタンフォードのジョンクランボルツ博士がプランドハップンスタンスセオリーという考え方を提唱しています。

これは、偶発的キャリアの形成という考え方で
最初から具体的なキャリアなどを描いても仕方がない
イメージと方向性を持っておき、そのために必要なスキルや人的つながりを意識的にタネをまいて、目標に近づいていこうという考え方です。

そしてそのプロセスでの偶発性は受け止めていきましょうという考えです。

より現実的ですかね。

この考えを見た時に思うのは
本当に最初から理想的なキャリアを描こうとするのは難しいということです。

1つ言えるのは
どの領域でプロになろうと思うかというのは大きいと思っていて
その領域の最も学べる場所を選択するというのも大きい考え方の1つです。

たとえば、M&Aを学びたい、バリュエーションで勝負していきたいとおもった場合、どうしても

・証券の投資部門
・同じく銀行もしくは生保の投資部門

などで学ぶのが良いと思います。
そしてそこから独立系のM&A会社にいく、また
ファンド系ですね、アクティビストファンド系に行ってさらに学ぶ

このルートを通るとスキルも金額もバンバン上がっていきます。

しかし、あくまで俺は理想のルートであって、そんなにうまくいきません

なぜなら、いずれも狭き門で、簡単に意向がとおるわけではないからです。

なので、これを成し遂げるために外部の機関(大学院で学ぶ)なども合わせながらアピールしていくと、よりうまくいくのではないかと思います。


逆に、楽に?生きていきたいというルートもあるかと思います。

その場合何が重要かというと、、、

1サラリーとしんどさは比例する
2公益系はやはり民間に比べると楽
3装置系や独占系のメーカーなども比較的楽

というのがあります。

1は今まで見てきてほぼ間違いないですが、サラリーとしんどさは比例します。
一部例外なのはブラック企業とか建築系とか消費者金融系とか証券・先物系とか、一部流通とかで例外はあります。

しかし、一般的にはサラリーが高ければ精神的にも肉体的にも求められるものはしんどくなってきます。

よく外資系コンサルが素晴らしいとかって言っている人がいますが、友人が結構そこにいましたけど、絶対にいきたくないと思えるほどハードでした。というか無理ですね 笑 精神的にも肉体的にもかなり強くないと無理です。

私の友人で一橋のアメフトのキャプテンという精神も肉体もハードな男がいまして、彼はBIG4を一時期渡り歩いていましたが、彼曰く
絶対にお勧めしない、もう一度選択肢があったならこの道は選ばない
と言っていました。

彼はめちゃくちゃタフですが、それでもやはり週数度のタクシー帰りはきついみたいです。。

2は公益系の会社はやはり楽ですね
NPOとか公務員とか学校法人とかまあ色々ありますが、ほぼ全てと関わりましたが、やはり楽です。
しかし、そこに所属している人はこれをいうと怒ります
ジョンさんはこの大変さを知らないんだと
じゃあ逆に、銀行行ってみたらいかがですか?となります。多分びっくりすると思います。

失礼しました。

まあ、そんなわけで、2は良いですね おすすめです。

3はこれまたいいですね、安定していてしかもサラリーもそこそこ、世間的な評価も上々、ただ仕事がつまらないのと、会社が昭和というのがあります 笑

でも、ここでのんびりというのもありですね、化学系メーカーとか巨大装置産業系もこれも含まれます。


今の時代、何を求めるか多様化してきているので選択は無限にあるかと思います。
そこで何を求めるかによって変わるかなと思います。

ああ、本当は具体的企業名を出して、ここはこうとか言いたい、、
でも言えない、、

言えたら面白いですよね。
ではでは。

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