サブカル:リリーフランキー

サブカルチャー、流行りましたね一時期。1980年代そのど真ん中を突っ走っていたのがリリーフランキーさんだったかと思います。

まさか今のようなおしゃれな俳優さん、あるいはマルチクリエイターとなるなんて当時の人は誰も思わなかったんじゃないでしょうか・・
むしろ世捨て人、本人もおそらく成功に全く興味ない、何に興味があったのか、それこそ謎の人でした。

この本は、リリーさんがロッキンオンに掲載していたコラムをまとめたもので、当時はギター好きな少年たちで知る人ぞ知る人気コラムで、このためにロッキンオンを買っていた友人もいました。

ロック雑誌、ギター雑誌なのですが、全く音楽に触れない(笑)ただただリリーさんのセンスをとにかくありがたく拝聴するというそういう趣旨のコラムでした。

この前思い出して、また久しぶりに中古本を買って読みました。

やはり面白い。センス抜群です。
ある章に出てくるスタンドバイミーな場面、ぼーぼーやんね!、キョンキョンにしたとこはからな、などもう笑いなしでは読めませんでした。

彼は東京タワーあたりからいきなり本格路線、ハンサム路線を歩み出し、俳優業に踏み出したあたりから少し寂しくなりました。距離ができてしまったなと。。

よく、黎明期から知ってたとか言いたくなる気持ち、あれかなと思います。

私の中でサブカル時代の黎明期に輝いていた人、リリーさん、あと西原理恵子とかもそうでしょうか。彼女も黎明期(売れない頃、すごく輝いてましたね、それはまた今度)

つらつらとくだらない話でした。

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