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「ネットでの出会いその1」

私がネットでコミュニケーションをとるようになって
3年が経つ

ちょうどXも昨日3周年を迎えた

そこで、まずはネットで出会った大切なひとのことを書いておきたい

私がネットの世界に入ったのは理由があって
現実の友人たちと歩調が合わせられなくなったからだ
それは
・外出する体力がない
・話が合わなくなってきた(みんなすごく順調な人生)
・気を使わせたくない
という理由からだ
でも正直、一番はとにかく体力がなかった
寝ながら話したかった

そして、寝るようになったのだが
とにかく寂しいし、つまらない
元来私はかなりコミュニケーションをとるタイプなので困ってしまった
コロナの時は、近所のクリーニング屋さんにとにかく通って
おばさまとお話ししていた
すごく深いところまで話した 笑 最終的には
お互いの家族や悩みや今までの人生や幸せについて話した
我ながらすごかったし、あのおばちゃんには今でも感謝してる
その話はまた別途お話ししたい

今日はネットに入って初めてできた友人?のようなものの話

お相手は京都の方(私は横浜)
そしてMさんという女性

最初は確か趣味の話で、好きなアニメや映画の話をしていた
しかし、だんだんとお互いに開示していく中で
彼女の状態も明らかになっていった

彼女はスキゾイドという気質を持っていた

私も彼女に出会うまではスキゾイドというものを知らなかった
しかし、彼女を理解したいために
自分でも勉強した

そして特徴があることがわかった
・共感性に乏しい
・表情がほぼない
・周囲と溶け込めない
・コミュニケーションに誤解が生まれやすい
などなどであった

しかし、ここですごい疑問が生じた

私が今まで生きてきてお話しした中でも
彼女は穏やかで優しいと思える感覚を持った人だった
共感性に乏しい???

全くわからなかった

しかし、彼女に聞くと
スキゾイドというのは、表面上は優しく見えるものですとのこと

それでもわからなかった、、、
なぜなら私は彼女と週に多くて2回、1年3ヶ月も話していて
その際に、表面上だけではなく本質的な優しさを感じることがずいぶんあった
それは通常の方よりも純粋で混じり気のないものに私には感じた

だからもどかしかったのは
・社会にうまく馴染めない
・収入への不安がある
・結婚できるかどうかわからない
などの不安に対して、すごく励ましたかった
どうしていいかわからなかったけど、話を聞き
自分が思ったことを話した

僕はかつて健康的だった時
社会的に強者であったのだろうきっと

でも、具合が悪くなって
本当に色々な負の側面と向き合わざるを得なくなった
そこで、社会的に追い詰められている人のやるせなさを知った

悔しいとか、諦めるとか、どうしようもないとか、そんなこと多分百万回考えて、そして考えるのをやめたのだと思う

でも生きていかないといけないし、不安は残るから
懸命に生きている姿に力をもらったし、なんとか励ましたかった
意味なんてないかもしれないけど

一度いじめについて話してくれたことがある

私はどんなことがあってもいじめに関しては理解できないし、拒絶する
よくいじめられる側にも理由があるという
それは違うと思う
個々にその人に対して言い返したり、嫌な人を無視することはある
しかし、集団でやるのは全て間違っていると思っている

人間の本質?

そんなものではないと思う
ただ単に、その人にサディスティックな気質があるだけだと思っている
あるいは想像力が欠如していると思う

私は一律にいじめをした人にはしばらく全く同じような境遇を与えるべきだと思っている

こういうことを言うとめちゃくちゃ批判されるのはわかっている
ちなみに、私はいじめを受けたことはない(気づかないだけかもしれないが)、したこともない
いじめを止めたことで謂れのない中傷にあったことはある
でもかつては元気だったんで全く意にに解さなかった
本当に完全に無視できた
しばらくすると忘れていった周囲は

その上でいうけど、いじめは全く必要がないし
関わった人は同じ目にあってその恐怖を知るべきだと思っている
そうじゃないと多分わからないと思う

話を戻すが、彼女が受けたいじめの話を聞いたが
もうどうにもこうにもやるせなかった

人と違っている、何か行動が遅い、感情に乏しい

だから何なのか?

本当に腹立たしい
じゃあそのいじめている奴は完全無欠なのか
全くもって理解できないし、やるせなかった

でもどうにもできないから聞いてあげるしかなかったし、できるだけ言いたいことを伝えた

彼女は頑張っていた

家族との問題もあったし、途中で病気の関係で病院にも行き
薬の副作用とも戦っていた

しかし、彼女は働いていたし
ご飯を食べて生活していた

時々
ものを作るのが好きなようで

ビーズで何か作ったり、そのほかにも色々と作っていた

誰にも迷惑をかけていない
その小さな空間で自分の楽しみに少しでも興じてくれているのが
自分にとっても癒しになった
なんとか平和で生きてほしいと思った

そして1年3ヶ月話は続いたが、その使用しているアプリの不具合などでやり取りが途切れてしまった

彼女の別のアカウントは持っていない(私も伝えていない)ので音信は不通だ

しかし、幸せであってほしい
心から願っている

あと、あの1年3ヶ月話してくれたこと、向き合ってくれたことに
心から感謝している
ありがとう

どこかでMさんが生活していることを想像して
終えたいと思います
ありがとう

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