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性差~ウクライナ侵攻のニュースを見て感じたこと~

こんにちは、しえるです。
ニュースを見ては胸が張り裂けそうになる毎日。同じ地球で、信じられないような悲しいことが今この瞬間も起きていると思うと、noteを書いている自分にも嫌気がさす。一刻も早く平穏な時間が戻ることを、これ以上人々が大切なものから引き離されないことを、心から祈っています。


今週もpodcastを公開しました。セクシャリティ診断ツール「anone,」を使って、今回はhachiを分析!ぜひ聞いてみてください♪


これでメンバー全員「anone,」の診断結果がでました。私はシスジェンダーだとか、私はノンバイナリーだとか、表現したい性は何だとか、心の性は何だとか、みんなで色々話してきた。そもそも性別なんて関係なくて、その前にそれぞれが一人の「人間」であるわけだから、そんな括りがナンセンス!どっちだって良いじゃん!生きやすい方で!私自身、常々そう思ってきた。

そんな時、戦争(とここでは書きます)が始まり、ウクライナで「国民総動員令」が発令され、男性は(戦いに備えて)出国禁止になったというニュースをみて、頭を殴られたような気持ちになった。男女平等だ、ジェンダーフリーだ、と叫ばれる現代に、なんということだ…。それは、時代に逆行している!けしからん!ということではもちろんない。やっぱり生物としての肉体の差とそれによる役割があるのかと思い知らされたのと、自分の意志は何も関係なくその性を授かっただけで運命が左右されてしまう現実への悲しみと。何より今そんなことが起きているという事実に。

そして、子どもを守って避難する女性たち、火炎瓶を作ったり炊き出しをしたりして後方支援をする女性たちから滲み出る連帯感に胸が詰まる。いまの自分の役割を全うしようとしている気持ちが伝わってくる。

性別ってなんなんだろう。ジェンダーってなんなんだろう。答えのない問いを、また悶々と考える。

肉体ではない、生き方の性を選んだり・性にとらわれずに生きることもまた、戦火の中では当たり前に奪われてしまうんだなと、心にズシンと来てしまった。【18歳から60歳の男性市民の出国禁止】というワードは、結構きつかった。自分のいる世界にそれを置き換えたら、大切な人の顔が何人も浮かぶ。具体的にイメージできてしまったことが、より自分にダメージを与えたのかもしれない。

そもそも、大変な時にこんなことを考えていること自体が不謹慎で申し訳ないけれど、ショッキングであったその事実と、自分の感じたことを残せしたいと思う。

どうか、早く、穏やかな時間が流れますように。



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