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お値段は払える分だけ?値札が無いパン屋のユニークな取り組みとは?

こんにちは!

久保佑輔(くぼゆうすけ)です!

気温も下がり、寒さを感じるようになってきました。

そんな今日は、ちょっと心が温まるような、パン屋に関する優しいお話を紹介します。

フランス北部の都市アミアンには、ユニークなパン屋さんがあります。

「Mamatte Bakery(ママット・ベーカリー)」というパン屋さんでは、スタッフがパンを買うお客さんへ、「いくらで買いますか」という声かけをしている。

なんと、このパン屋では、パンを買う値段をお客さんに決めてもらっているといいます。

このような取り組みの背景には、フランスで問題視されているインフラという現状があります。

食料品の原材料や店頭販売の価格が上昇しており、パンに関しても例外ではありません。そのような状況が、人々の生活に負担を生み出してしまっているのです。

「インフレに打ち勝つ」というテーマで打ち出された、今回のキャンペーンは、2023年11月2日から同月末までの期間限定で行われました。

約1.2ユーロ(約194円)で販売されているバゲット。通常の金額の半分からバゲットを購入することができるが、最低価格で購入する人は全体の20〜25%程度で、ほとんどの購入者は1ユーロ(約161円)以上を支払っているそうです。

お金に困っている人は出せるだけ、日頃の感謝を示したい人は多めに払うというような、通常の価格設定には無い新しいカタチのパン屋さんになっています。

僕らが普段、目にしている食べ物や日用品の価格についても、何故その価格なのか考えてみても良いかも知れませんね。

久保佑輔(くぼゆうすけ)

引用元:払える人が、払える分だけ。フランスの「値札のない」パン屋

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