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気がつくと10年


-10年-


そう聞くと単純に長いなぁと25歳の私は感じます。この10年でハタチを迎え、学生から社会人に、そんなライフイベント満載な期間でした。


私にとって10年前というと、高校受験を控えた中学3年生です。

当時、私の母は病気の時期があり、祖母が一緒に高校の説明会であったり、入学式に参加してくれた記憶があります。

私の祖母はお出かけ好きで、車で2.3時間の道の駅に買い物に行ったり、休みの日はいつも外出していた記憶があります。いつも家には沢山の野菜があって、いつも私は、使い込まれて味のある畳に寝っ転がって、祖父が作ったスイカを祖母と食べていました。最高ですよね。

そんな祖母が高校関連のイベントに付き添ってくれる事が嬉しくもあり、母じゃない事の恥ずかしさみたいなものもあり、当時の若い私は複雑な気持ちでした。


あれから10年。

私は地元を離れた地の大学に行き、就職しました。実家に帰ること、ましてや祖母の家を訪ねる頻度はとても減りました。

最近ワーホリを決めるにあたり、会社を退職し地元に戻ってきました。1ヶ月と短い期間ですが、家族との時間をたくさん作ろうと考えていました。

そして祖父母宅を訪れると、いつもの様に温かく迎えてくれたのですが、昔との違いを感じました。

手入れされた家と畑、お金持ちではなくても豊かと感じる丁寧な暮らしぶりが魅力的だった祖父母宅。それが少し、大変になったのかなと感じました。(前のレベルが高かっただけで、今でも十分綺麗です!)


私の中での祖母は10年前の記憶のままでした。最近、改めて一緒の時間を過ごすと、10年という時の長さを実感しました。

家族とは、家庭によってはその在り方は様々だと思いますが、私にとって無条件で味方になってくれる存在という言葉がしっくりきます。

なんて贅沢な存在なのでしょう。特に祖父母は両親ほどリスクに目を向けるわけでもなく、私の気持ちを後押ししてくれます。


進学、就職、退職、、、人生を左右する決断ってとても勇気がいると思います。でも、その時々で私の背中を押してくれるのが祖父母でした。



祖父母にとても良くしてもらったので、もっと頻繁に会って恩返ししていきたいと思いました。


時間がゆっくりすぎる超田舎な地元にいると、かんな風なことに気づいたという報告のnoteでした☺️



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