理科の雑学①

 2020年は毎日一日一問によって自分のことについて振り返っていた。

 2021年になるということで、今日からは書く内容を一新して、毎日理科の気になる雑学について書いていこうと思っている。

 その日その日の思いつきで書きたいことを書いていくので、気楽に読んでください(^▽^)/


 キッチンへ行き・・・カップ麺を食べようとする。 

 蓋を開けるとき、「きれいに蓋が開くものだな」と思う。

 そういえば、この蓋は接着剤とかを用いて閉じているのではなくて、超音波が使われているのだった。

 蓋と容器を重ねてその部分に超音波を当てられ、(20kHzの超音波ならば)0.1秒で2000回もの振動で容器と蓋をこすり合わせられている。こすり合わせられているときに摩擦熱が発生し、カップのプラスチックが溶けて一瞬で蓋がくっつく。


 超音波と言えば、超音波洗浄機というのも聞いたことがある。

 今はほとんどコンタクトなので眼鏡店に行くことはないが、小学校のときに眼鏡を修理に行っていたとき、メガネがピカピカになって戻ってきてた。

 あれは、超音波の細かい振動で、メガネの表面についた汚れが叩き落されていたのか。道理で自分で洗う時よりも何倍もきれいになっていたわけだ。


 そんなことを考えていると、カップ麺が出来上がった。

 このお湯は酸性か中性か、それともアルカリ性か、と考えてみる。

 カップ麺のお湯は黄色っぽいし、麺も黄色だからBTB溶液の色などを考えると酸性なのかと思ってしまうが、アルカリ性だ。

 ラーメンの麺にアルカリ性の「かん水」を入れることでコシを出したり日持ちさせたりする。かん水には炭酸ナトリウムや炭酸カリウムなどの塩基性物質が含まれているためにお湯がアルカリ性になる。

 

 そういえば、梅干しはアルカリ性食品だった。

 青色のリトマス試験紙に梅干しの汁をたらすと赤色を示すのに。

 食品を燃やして(≒体内の燃焼)その灰を溶かした水溶液が酸性かアルカリ性かで決められているので、梅干しはアルカリ性。クエン酸が熱分解されてしまうからだろう。

 

 いろいろな不思議も発見も身近にあるものだ。このような身近な理科を日々書いていこうと思う。


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