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JPT役員が語る!将来のJPTを担う人たちへ伝えたいこと ~CTOインタビュー第4回:従業員のさらなる活躍のために~

本企画では、CTOの長尾さんにご登場いただき、JPTへの熱い想いを語っていただきます!

 最終回は、長尾さんから従業員のみなさんへ、そしてこれからJPTを応援してくださる方々へ、今のお気持ちをお話いただきました!
どうぞお読みください。
 
                   (執筆:JPTアンバサダー ぽり)
 
全4回でインタビュー内容をお届けします。
-      第1回:CTO就任から今までを振り返って
-      第2回:CTOが考える“面白さ”とは
-      第3回:JPT新体制と今後について
-      第4回:従業員のさらなる活躍のために(本記事)

ーこの1年間JPTの従業員のみなさんと一緒に働いてみて、どのように感じましたか?

まず、この1年の一番の気づきは従業員の持っている向上心、能力、ポテンシャルの高さです。作りたい・作り上げたいという熱い想いがあり、エンジニアとして一番大事な部分をしっかりと持っています。
 
それぞれタイプは違いますし、目指しているところも色々ですが、自分で作り続ける道をいきたい人が割合としては多いです。顧客の要望をヒアリングする最初の段階から一緒に入って、要件を整理し、ITの観点から提供できる解決策を提示し、実際に作って納める。中長期的に最初から最後まで携わることができるよう、そこを目指したいという方が多いですね。あとは、自分が得た知見をみんなに共有したい人や自分がリーダーになって社内でも頼りにされる人材になりたい人、管理人員側にいきたいという志を持っている人もいます。
 
この技術集団を戦略的にもっともっと活かしきれたら..と思うとワクワクしますし、今はその戦略作りを日々考えています。その思考をめぐらすのが苦ではなくとても面白く、筋の良いストーリーが出来ればJPTにbetするファン・顧客は今後ますます増えていくと思います。

ー従業員のみなさんが力を発揮できる舞台を作るために、何かアイデアはありますか?

僕は、JPTは障害者(特に精神・発達系)の悩みを聞きながらIT開発ができる唯一の会社だと思っているので、自分たちが苦しんでいることをそのままアプリなどの“形“にしたら良いのではないかと考えています。もちろん、その苦しみを避ける方法を身に付けて自立する、というのがまずは大事だと思います。経験を積んで安定的にやっていけると自信を持てた後は、「そもそもなんで、そこに苦しんでいたのか」について向き合ってみる。それがそのままビジネス課題になっていくと思うんです。

例えば、障害を石だと考えた時に、まずは石を避ける方法を考える。でも実は、磨くと光るダイヤかもしれない。そういった石は色んな人が持っているはずで、磨いたらダイヤだったよ、と伝えてあげる。こんな考え方もあるのではないかと思うんです。障害を持っていることが全くネガティブではなく、その人が持っている価値に変わる。安定して働く事ができた暁には、世の中の困っている人にも貢献でき、それが社会貢献となり、結果的に利益に繋がっていくんじゃないかなと。わかりやすく言うと、石を避けられたらゲームクリア、ボーナスステージではその石を磨いてダイヤを見つける、という感じですかね(笑)

各自の苦しみ(長尾自身も持っています)をアプリ・ものづくりに昇華できないか。さらには、せっかくならその状況に“面白く”向き合っていこう。僕はこのことを中長期的に従業員に伝えていきたいです。従業員のみなさんだからこそ気づける実験のネタがたくさんあると思うので、そこを今後出していってほしいです。

 また、これは僕が考えている大前提なのですが、世の中の流れとして「ほしいものはどんどんニッチになっていく」と考えています。大量生産、大量消費の時代はもう終わり、アプリも多種多様になってきていて、「自分がほしい」というのを大事にする時代になってきていると感じています。だからこそ、自分が面白いと思えるものを作れるようになることが大事ですし、作ったものは他の人に届きやすい世の中なので、面白いと思ってくれる人は必ずいると思っています。

ー従業員のみなさんへの想いが伝わってきました!長尾さんご自身がこれからもJPTに向き合い続けるための原動力は何でしょうか?

僕にとっての原動力は「something new」だということが、昨年ようやく言語化できました(笑)自分はそもそも何をしたいんだろう、将来的にどうなりたいんだろう、ということを考える機会があって、自分は色んな人たちと出会ったり、面白いことを知りたい要求があることがわかりました。
 
JPTは今後も人材が拡張されていくので組織の形もまた変わっていくでしょう。そして今いる従業員の更なる飛躍、未来の従業員の活躍、新しい案件の創出、複数企業とのコラボレーション、、などなど「ほぼ起こるであろうsomething new」たちはワクワク感たっぷりですし、今は思いも付かない新たな出会いもあるでしょう。
JPTが受け身でなく攻めの姿勢を貫き続けている限り、僕も面白く向き合い続けられるだろうと思います。

ーJPTのさらなる発展のために、どのような仲間に集まってほしいですか?

重要なマインドとして、ヒッチハイク精神があると思います。例えば、僕は障害者雇用への課題感というよりDXへの課題感にマッチしてJPTの船に乗りたいと思いました。JPTはどこに進みたいのかはnote等でも発信しているのでそれらを知ったうえで、「自分自身の行きたい方向がJPTの行先とおおよそあっているなと思えること」が何より重要だなと思います。阿渡さん、前社長の成川さん、そして長尾も、ベクトルは微妙に異なっていて、きっと腹に一物あると思います(笑)
「JPTのために」も大事ですが「JPTの船を利用してどこに行こうか」を考えられるくらいのチャレンジャーが来てくれたらいいなと思います。
 
技術系管理人員(特に成果物と接する方)への要件について言うと、「顧客と優先度を落とし込めること」「自身の課題と他者(主にJPT従業員)の課題を切り分けられること」でしょうか。日揮社員の多くの方は既に持っている能力だと思います。デジタルスキルはある方が勿論良いですが、従業員がサポートすればいいですし、コミュニケーションスタイルは人それぞれあっていいと思います。

ー今回のインタビュー記事を読んでJPTに興味を持った方々に向けて、メッセージをお願いします!

先日大分の「太陽の家ミュージアム」という所に行き、国内でどのようにパラスポーツや障害者雇用が広がっていったのかを知りました。これらの事例を見ると、やはり世の中に影響を及ぼすレベルまで成長するには5~10年はかかるかなぁという感覚が得られました。

そしてJPTは今年で4年目。JPTは特例子会社という役割はありますが、みなさんに来てほしいと心からオススメできる会社です。あともう何個かのピースがハマれば、JPTは一気に花開くような時期に来ていると思います。読んでくれている皆さんの中に、最後のピースがあるような気がしています!

僕は「この会社は来る」とbetしました。興味が湧いた方は是非お声がけ下さい!
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CTO長尾さんへのインタビュー記事、いかがでしたでしょうか?
今回、長尾さんと一緒にJPTの未来を想像させていただき、私自身もとてもワクワクしながらお話を伺うことができました。
 
障害があることは弱みではなく、むしろ価値を生み出せる強みになり得るということ。
そのために、自分を信じて、自分にとことん向き合ってみる。
辿り着くまでの道のりは決して簡単ではないかもしれないけれど、勇気を出して一歩を踏み出してみると、
ダイヤのように輝く新しい世界に出会えるかもしれない。
途中で休憩したり寄り道したり、“楽しむ”マインドも持ち合わせながら、
どんな状況も自分次第で変えていけると自分を信じて、JPTの描く新しい未来を一緒に作り上げていこう。
 
長尾さんから従業員のみなさんへの力強いメッセージが心に響きます。
新制JPTがこれから大きく羽ばたいていくこと、楽しみにしています!!
 
最後までお読みいただきありがとうございました。

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