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JPTの手掛ける新たな事業とは? ~えっと、、ビッグサイトに出るぞ!~

前回からの続きです。

発足から数か月でエモい成果物ができてしまったUnityチーム。
現状に満足せず、更に前進するためにチームが進んだ道とは?!

今回のあらすじ(タイトルが出オチ)

全3回で記事化の予定です
1. Unityチーム発足からあれよあれよの巻
2. えっと、、ビッグサイトに出るぞ! (本記事)
3. ゲーミフィケーションとメタバース、今後の展望

(記事:長尾)


ちょっとした修業期間の始まり

月面360°動画で名刺代わりになる成果を得たJPT Unityチーム。
このおかげで、幾つかの案件・調査を受注し着実にスキルを磨いていきました。

・プラント内での消火シミュレーションの検討
・ハーネス落下体験
・月面空間に新たなコンテンツの導入

”JPT Unity from 0 to 1 Challenge”と銘打って社内に共有

またこの期間で、独自のコンテンツを生み出せないかの試行錯誤が始まりました。世の中で人気のあるゲームを参考に、「これってどうやって作られているんだろう?」と考えながら実際に手を動かす事でゲーム製作のスキルも高めていきました。

バルブゲーム (スイカゲームから思いっきり着想)
内輪ネタとして遊んでます。形が丸じゃないのが新たな面白さを生んでいます。

時はきた。ビッグサイトに出よう!

そんなこんなで数か月が経った2023年12月。日揮グローバルの月面チームからこんなお誘いを受けます。

「来月末に東京ビッグサイトで行われるXR展に出てみない?」

詳細も聞かずに答えは「Yes」。長尾はこの時を待っていました。
ただ、残り期間は年末年始を挟んで1か月ちょっとである事と、コンテンツとして何を出すかはこれから考える状況でした。

打診後、Unityチームメンバーにビッグサイト出展を伝え、同時にコンテンツについての作戦会議を実施。次の2コンテンツを展示会までに仕上げる事に決めました。

コンテンツ1:プラント体験ゲーム
コンテンツ2:JPT資料館メタバース

同時に月面チーム・空間設計部チームのコンテンツ協力も!!

急ピッチで製作は進み、展示用ポスターもエモい感じに仕上がり、いよいよXR展当日を迎えました。

XR展で掲載したポスター

想像以上の収穫!

JPTにとって初の技術系展示イベントへの参加。不安も多少ありましたがUnityチームの見事な活躍により大盛況でイベントを終える事ができました。

プラント体験ゲーム。このゲームの画像が日経新聞でも使われています。
(注:このプラントは日揮オリジナルで作られたものであり、現実のものではありません)
JPT資料館メタバース。これが次回の記事の主役となる..!

参加して得られたことを挙げると..

  • 日揮が手掛ける3Dは「実際に現実世界で作るため」に設計しているので細部へのこだわりがすごい事を確認できた。来場者からも大変評判だった。

  • プラント体験ゲームは特に子供に大人気だった。ゲームで学ぶ事の可能性を強く体感した。

  • JPT資料館メタバースを通して、クリエイターの皆さんとも交流ができた。メタバースに向いた資料の見せ方など学べた。

また、従業員の感想として..

  • イベントへ参加することでメタバース業界の今を知るいい機会となった。

  • エンドユーザーと交流でき、リアルな反応をいただける機会となった。

  • 自社で3Dモデルを所有しているのは想像以上に大きな強みだと感じ、これを活かしていきたいと感じた。

  • 元々HMDと言う入出力機器があるという事しか知らなかったので、メタバースと言う概念を学ぶ上で大きな助力となった。

といった声も挙げられ、手応えと成長を同時に得られるような機会となりました。参加して良かった!(直前は大変でしたが..)


大きなイベントを乗り越え、確かな感触を手にしたUnityチーム。
次回、「ゲーミフィケーション」と「メタバース」というキーワードがどのような施策に繋がっていくのか紹介します。

(続く)


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