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7/22-7/28~限界とは?~

7/22 L2 1.5h
7/23 L2 3h
7/24 ゴルビー。5分324-334まで。
7/25 流し1.5h,L3 0.5h
7/26 地獄のインターバル 733→637w(ラスト)
7/27 美山ライド195km。灼熱できつかったが大同さんと共に耐えた。
7/28 早朝2.5h。70秒バースト。思ったよりパワーが伸びず。疲れもあるのかな。10倍チャレンジ失敗。


日曜日の久美浜

今回のテーマは「限界とは?」
ここのところ体調不良でトレーニングできず、のんびり過去の自分を振り返っていて考えたこと。
丁度ツール・ド・フランスがあったり、これからオリンピックがあったりするから選手たちの姿から見えるものがあると思って。

限界と一言で言っても、何がボトルネックとなっているのかが曖昧だ。
身体なのかメンタルなのか環境なのか、他にも考えられる。
過去にENDUREを読んで、多角的に限界を分析していたが、実際自分もマラソン、トレラン、ロードバイクとやってきて、限界については何度も考えることがあった。
エンデュランススポーツをやっている選手は自分の限界はどこかって一度は考えたことがあるだろう。

身体的な限界というと、怪我、熱中症などの症状に現れたり、オーバートレーニング症候群などの形で出たりすることが考えられる。
外的要因だったり、中長期的に現れたりするのが主ではないかと思う。
レース1本で身体的な限界を迎えることはほぼないのでは?と思っている。

というのも、ツール・ド・フランス第19ステージでポガチャルがラスト2キロで「空っぽだった」と話しているが、本当に空っぽだった(限界)のであれば、後ろの選手たちに追い付かれるくらいペースダウンをするはずだ。

また、「出し切りました!」とマラソンなどで勝利を飾る選手たちも身体的な限界まで追い込んだのであれば、それなりの状態になるはずだ。しかし、彼らは爽やかな笑顔ですぐにインタビューに答えられる。

一発勝負のレースで身体的な限界を迎えることはないのではないか?というのがぼくの考えだ。

外的要因を除くと精神的な限界が多くの場面で「限界」状態を現していると思う。
「もう無理。」という状態からの一踏ん張り、火事場の馬鹿力的なものはメンタルが支えている。
トレランをやっていた頃、先頭で走っていてレース中盤で脚が攣るという状況でも勝ち切るといったレースもあった。
人間「いける。」と思えばいけるのだと思う。

ただ、その力を出すためには相当なトレーニングが必要で、これだけやってきたという自信がメンタルを支えると思う。
だからトレーニングで「あと1本。」「もう1回。」と+αをすることが必要だと個人的には思う。

自分も効率よく、科学に基づいて練習をしたい。人並みにトレーニング方法も調べていると思う。ただ、限界を押し上げる意味で、非効率なトレーニングも必要だと思う。

ふと妻の軽自動車を運転していて、自動車のメーターは限界を分かりやすく現しているなあと思った。 
妻の軽はメーター値のMAXが140km/hだ。
ぼくの車は220km/hまである。
MAXスピードで走行し続ければ、タイヤなり、エンジンなりが悲鳴を上げる。
だが、MAX140km/hの車が出す60kmと220km/hの車が出す60kmでは余裕度が異なる。
MAXを上げるのが、身体的なトレーニングでMAX近くまで走れるという自信をつけるのがメンタルトレーニングだと思う。

最近効率重視でトレーニングを重ねてきたが、こんたろうさんのPodcast「食寝出(くうねるだす)」を聞く中で真鍋くんの脚が着いても踏み切るやくぼたくんの後先考えずにアタックするといった走りは限界を高めるトレーニングだ思う。フォジさんの走りもそう。
「馬鹿になる」走りができるかどうか。(敬意を込めた言葉だ。自分はそんな走りがまだできない。)
これを当面のテーマにやっていこうと思う。

馬鹿になれ。

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