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「遠藤日雄のルポ&対論」大全集

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『林政ニュース』の人気コーナー「遠藤日雄のルポ&対論」。2006年3月にスタートしてから一度も休むことなく、今も続いている名物連載のバックナンバーをいつでも読めるようにしていきま…
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2020年10月の記事一覧

「製品市売」健在! 躍進際立つ丸宇下館浜

昭和26年、それまでの木材問屋に代わる新興勢力として発足した製品市売市場(市売問屋)。以来…

老舗・日田市森組の“底力”と原木市場の新たなモデル

このところ、森林組合の旗色が悪い。とくに、昨年度からスタートした「新生産システム」の実施…

丸太供給の担い手を自覚、日田の有力原木2市場

昨年度(平成18年度)にスタートした「新生産システム」が2年目に入り、徐々に課題が浮き彫り…

国産スギ合板の可能性を追求する名南製作所

国産材、とくにスギを利活用するためには、機械メーカーの果たす役割が不可欠である。例えば、…

ヒノキへの原料転換進める新栄合板工業(株)

ロシアの針葉樹丸太輸出に対する80%課税のニュースは、日本の合板業界に大きな衝撃を与えてい…

国産スギの本格利用に踏み切った銘建工業(株)

国内最大の集成材メーカー・銘建工業(株)(岡山県真庭市、中島浩一郎・代表取締役社長)の動…

ヒノキ量産工場に賭ける!(株)佐藤製材所

ここ数年、大手国産材製材の規模拡大が進んでいるが、そこに共通しているのはスギを原料としていることだ。では、国内針葉樹丸太生産量の15%を占めるヒノキはどうなのか。これまでヒノキ製材業は、小規模ながらも“役物”の製材で利益をあげてきたが、年々縮小を余儀なくされている。その一方で、戦後造林ヒノキは徐々に主伐期に入ってきた。では、ヒノキの量産製材は可能なのか。可能だとすれば、時代に見合ったヒノキ製品とは一体何なのか。そこで、遠藤日雄・鹿児島大学教授が(株)佐藤製材所(佐藤佑一会長、

変貌遂げた間伐・小径木製材の魁・玉名製協

昭和50年代前半、国産材製材が役物製材を中心にわが世の春を謳歌していた頃、林野庁は戦後造林…

既存流通に頼らない営業力で躍進・外山木材

宮崎県都城地区は、丸太消費量が40万㎥に達する九州最大のスギ製材産地である。「御三家」の木…