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「遠藤日雄のルポ&対論」大全集

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『林政ニュース』の人気コーナー「遠藤日雄のルポ&対論」。2006年3月にスタートしてから一度も休むことなく、今も続いている名物連載のバックナンバーをいつでも読めるようにしていきま… もっと読む
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2020年9月の記事一覧

小規模工場を再生させるトーセンの「母船式システム」

スギ量産製材工場の規模拡大が進んでいる。南東北・北関東地域では、何と言っても協和木材(株…

遠藤日雄の緊急対談 波紋呼ぶ中国木材の宮崎県日向進出計画

今、九州の林材業界で最も沸騰している話題は、国内最大の製材企業・中国木材(株)(本社=広…

三陸木材・ランバー、さらなる飛躍への課題

全国の国産集成材工場は10を数えるまでになった。その先駈けになったのが、三陸木材高次加工協…

スギ2×4部材大量生産へ・けせんプレカット

ツーバイフォー(2×4)住宅の建築戸数が増えている。昨年、初めて10万戸を突破した。在来軸…

針葉樹合板のパイオニア・林ベニヤ産業の新戦略

合板業界が、スギ消費量を増加させている(前号座談会参照)。その先駆者として知られるのが、…

座談会スギ合板大量供給時代へ 秋田プライウッドの衝撃

合板メーカーのスギ使用量が増え続けている。業界トップを走るセイホクグループは、スギへの原…

天皇杯受賞・好調維持する気仙木加連工場

岩手県気仙川流域。1990年代初頭、量産製材工場開設を契機にスギ新興産地として大いに注目を浴びた。その後、プレカット工場、スギ集成材工場、ラミナ製材工場を設置。年を追うごとに流域林材業の完成度を高めてきた。昨年11月には、今年度(第45回)の農林水産祭天皇杯を気仙木材加工協同組合連合会(佐々木英一代表理事。岩手県陸前高田市。以下、木加連)が受賞。一大国産材供給拠点の地位を不動のものにしてきている。気仙川流域はなぜ成功したのか。改めて評価されているのはなぜか。その核心を明らかに

集団間伐とミニコンビナート・かが森林組合

私有林の間伐をいかに推進していくか? 日本林業の大きな課題である。対策のポイントは2つあ…