グローバル競争の条件を中国木材にみる さらなる規模拡大に迷いなし(下)
(前回からつづく)熾烈な国際競争の現実を踏まえた新たな「国産材時代」のビジョンを構築すべきと主張する中国木材・堀川保幸社長。では、そのビジョンの具体的な中身とはいかなるものか?
遠藤日雄・鹿児島大学教授との「対論」はいよいよ核心に入る。
新設大型工場では末口径6㎝の小丸太も受け入れる 伊万里事業所と隣接する西九州木材事業協同組合の視察は、早足で回ったにもかかわらずたっぷり2時間かかった。その最後に、堀川社長は、事業所敷地の北端で立ち止まった。道路を挟んだ北側には夏草の生