半年で15名採用!採用のプロの仕事観に密着。
こんにちは、日本フードデリバリーの野崎です。
転職を考えたことがある方には、共感いただけると思うのですが、仕事を選ぶ基準のひとつに「自分のやりたい仕事ができるか」という判断軸があると思います。
今回は、前職でキャリアコンサルタントとして大活躍。
2020年の3月に入社された、中村 力輝(なかむら りき)さんに、
・採用のプロが日本フードデリバリーを選んだ理由。
・仕事のやりがい。
これら2つのことについて、たっぷりと伺ってきました。
中村さんプロフィール
ーこれまでのキャリアを教えてください
最初に入った会社は繊維商社で、企業ユニフォームの営業として法人営業をしていました。
それから、大手眼鏡店で販売職を経験し、その後人材紹介会社でキャリアアドバイザーとリクルーティングアドバイザーを経て、日本フードデリバリー株式会社に入社しました。
ー現在のお仕事内容について
現在は、お弁当を運ぶドライバーの採用から、教育、研修をメインで行っています。
くるめし弁当に掲載しているお店には、個人経営のレストランや街のお弁当屋さん、決して大きいとは言えないお店も数多くあります。
そのため自社で配達のするノウハウやリソースを持っていないお店も少なくありません。
そこで、私が所属している配送チームが、お弁当を運んで欲しい加盟店に対して、車の手配を行っています。
初めてのゼロイチ体験
ードライバーを採用する上で最も気をつけていることは?
日本フードデリバリーではお客様へ提供すべき顧客体験の一つに「失敗しない体験」を掲げています。
私がドライバーを採用する上で気をつけていることは「失敗しない」サービスのできるドライバーであるということ。
「失敗しない」という言葉だけ聞くと、「ミスが許されないのかな?」「ピリピリしてそう...」そのようなイメージを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんね。
「失敗しない」に、私がこだわるのには理由があります。
なぜなら弊社のサービスにとってドライバーが果たす役割はとても大きいのです。
お客様からの注文を受けて、お店にお弁当を作ってもらい、そのお弁当を届ける、と言う弊社のサービスの中で、お客様と顔を合わせるのは、唯一ドライバーだけです。
つまり、ドライバーこそサービスの印象をつくる最も重要な役割なのです。
私たちのようなサービスを運営している会社では、お客様と直接接する機会は限られてきます。
お客様と会社をつなぐ役割として、ドライバーの存在はとても大きいので、ドライバーに丁寧な仕事をしていただければお客様の経験はとても素晴らしいものになります。
だからこそ、その方の人柄やスキルだけでなく、サービスとマッチングするかなど、様々な視点に着目して採用を行っていますね。
ー仕事を行う上で一番大変だったことは?
特に大変と感じたことは実はないのですが、試行錯誤したところは仕組みづくりですね。
というのも、私が入社するまで自社ドライバーの採用はそこまで本格化していませんでした。
なので、「どんな人を採用するのか」、「どんな人と働きたいのか」、一緒に働いていただくドライバーの望ましい候補者像設定から、採用計画まで採用の基盤を作るところから始めました。
もちろん前例がないので、どれが正解というものはありません。
ゼロからイチを作ることへの喜びや楽しさを感じた瞬間でもありましたね。
ー仕事をする上で一番の失敗や、それを乗り越えた経験はありますか?
はい、ありますね、笑
忘れもしないショッキングな出来事がありました。
それは私が入社して数ヶ月経ったある日に起こった事件です。
「採用基準も定まった、採用計画も出した。よし、後は採用するだけだ!」
そう意気込んで、結果は上々、2名の採用ができました。
初日のオリエンテーション当日。
5分、10分待っても一向に2名のドライバーは来ません。
「あれ?お伝えする時間を間違えたかな?」
そう思い、メールの「送信履歴」を確認するものの、スケジュール通り。
結局2名に会うことなく、その日は幕を閉じました。
(2人とはもう二度とあうことはありませんでした...)
その経験から、採用の難しさと、厳しさを味わった日でしたね。
そして、どこを改善すればいいのか?客観的に見直すきっかけになりました。
努力が数字で現れる喜び
ー仕事をする上で忘れられない嬉しい経験はありますか?
私が採用したドライバーさんの活躍のお声を聞く事ですね。
お客様の口コミなどで、「配達の方の対応がよかった!」とお褒めの言葉をいただくと「良かったなぁ」と嬉しい気持ちになります。
ポジティブなお声は何度頂いてもいいものですね。また、目標だった15名採用を半年で採用できたのも自信に繋がりました。
ー採用した方が活躍するために意識していることはありますか?
ドライバー一人一人が活躍しやすい場所を提供しています。
たとえば、こんなことがありました。
通常は早朝のシフトの採用は行っていないのですが、ご家庭の都合で早朝に働きたいリクエストを頂いたことがあったんですね。
「何かドライバーにできることはないかな?」と考えて、おにぎり屋さんなど、朝食需要のあるお店があることが頭に浮かんできました。
「あ、そうだ!早朝便に対応することで、お弁当やさんの売り上げにもつながるのでは?」という考えて、早朝の配送ルートを組み、ドライバーをアサインしてみたんです。
そこで新しい需要にも対応することができたし、ドライバーの方にもよろきんでもらえました。
ドライバーそれぞれのライフスタイルにあったが働きやすい環境づくりを行うことで、感謝をしてもらえることはやっぱり嬉しいですね。
元採用のプロが考える「いい会社の見極め方」
ーなぜ?人材業界から、WEB系の会社に転職したのですか?
採用した方と距離が近い環境で働きたいと思ったからです。
前職の人材業界では、1年で750名の方と面談をするなど、たくさんの方に会ってきました。
ただ、キャリアアドバイザーは、採用が終わったら面談した方と関わる機会がグッと減ってしまうので、なんだか寂しいなぁと思っていたんですよね。
それを踏まえて、JFDを選んだ理由は3つあります。
お弁当をご発注いただくお客様が法人なので、1回のご注文で100食など規模が大きいんですよね。
個人よりもインパクトが大きいお仕事ができることにメリットを感じました。
転職をするときに重視したのが、市場。
日本フードデリバリーは国内最大級のお弁当デリバリーサイトのプラットフォームを運営しているだけあり、今後さらに伸びていく業界だなと個人的には思っています。
3つ目は、少数精鋭。
僕が大切にしている価値観の一つに、「いろんなことにチャレンジをしたい」というものがあります。
ですので、スピード感を大切にしている社風は肌に馴染みました。
プライベートの充実も仕事のうち
ーお休みの日の過ごし方は?
日本フードデリバリーでの働き方には満足しています。
なぜならプライベートの時間もしっかり確保できるからです。
家の近くに豊洲市場があるのですが、休みの日はそこに魚やお弁当を買いに行ったり、趣味のガンプラを作ったりしています。お酒も好きですね!
今思えば、色々なことにチャレンジするのも好きだけど、一つのことを突き詰めるのも性に合っているのかもしれません。
ー1日のスケジュールを教えてください
朝の10時〜19時までの勤務をしています。
基本、土日祝はお休みです。
リモートでも仕事はできるのですが、僕の場合は面談があるので、基本的には出勤をするようにしていますね。
午前中は、ドライバーとのやりとりや、渋滞で遅れるなどのトラブル対応。午後は現場が落ち着くので、自分のタスクを整理したり、ドライバーの面談をしたり、考える時間に使っています。
そして、夕方になると、夕食の納品でドライバーが動き出すので、電話対応や指示出しを行なっています。
急なトラブル対応以外は、自分でスケジュールを組んで仕事ができるので、フレキシブルに働けていますね。
せっかく働くなら「楽しい方」を
ーこれから転職を考えている方に向けてメッセージをお願いします
僕が長い間、人に携わる経験をさせていただく中で感じたことになりますが、仕事を選ぶ基準の中に、業界・仕事内容・福利厚生など判断基準はたくさんあると思います。
ですが、どれを優先させるか自分の軸を持つことで、転職活動がスムーズになり、いい会社に出会えると信じています。
スピード感を持って、現場やお客様と近い距離で働きたいという方にピッタリな環境ではないでしょうか?
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