僕の初めての育休日記。
こんにちは、日本フードデリバリーの野崎です。転職を考える時、仕事のやりがいや人間関係だけでなく、福利厚生にも注目する人が多いと思います。そのうちの一つが「産休・育休制度」。
「法律で定められているけど実際に取得できるものなの?ベンチャー企業で長期間の休みって大丈夫かな?」そんな風な疑問を感じた方も少なくないでしょう。そこで今回は、設立12年従業員180名のベンチャー企業、日本フードデリバリーの「男性の育休ってどうなの?」について深ぼりします。
日本フードデリバリーの男性社員の育休事情
2022年4月、改正育児・介護休業法が施行され、男性も女性もこれまで以上に育休を取得しやすくするための環境整備がはじまります。日本フードデリバリーでは20代~40代の社員が多く活躍していて、ここ2、3年ほどでお子さんが誕生した方も10名ほどいます。
そこで今回は、日本フードデリバリーの男性社員で初めて育休を取得された営業部の武生(たけお)さんに、育休取得までのあれこれを伺いました。
初めての子供。初めての育休
初めまして、日本フードデリバリーの武生と申します。僕は店舗開発グループで営業の仕事をしています。具体的には、弊社が運営している「くるめし弁当」という法人向けの弁当予約サイトに加盟してくださる飲食店に営業し、商品開発、サイト掲載、アフターフォローまでを行う業務を行なっています。
転職を考えている人の中には「営業職で育休は取得できるの?既存のお客様のフォローは?」と、思った方もいらっしゃると思うので、僕の育休の全貌についてご紹介します。
妻を少しでも楽にさせたい。そう思い取得した育休
僕は2021年12月に8日ほど育休を取得しました。12月の頭に子供が生まれ、第一子だったので私も妻もてんやわんや。アカチャンは言葉をしゃべるわけではないので泣いてる理由などわからず、妻の疲労が日に日に増していく現状を目の当たりに...。
妻の不安を少しでも解消してあげて、ストレスをなくしてもらえたらと思い育休を取得しました。育休中は僕が子供の面倒を見ることで、妻が外に行ってリフレッシュできる時間を積極的に作りました。次第に妻の表情も明るくなり、取得して良かったなと思えた瞬間でしたね。
社内で初めて、男性の育休取得
社内で育休を取得するのは僕が初めて。なので最初は「みんなに迷惑かけないかな」「白い目で見られないかな」と、上司に打ち明けるのは正直不安でした。ですが、僕のマネージャーもその上の役員も2児のパパ。なので快く受け入れてくれ協力的です。
僕たち店舗開発は、個人個人で担当する店はあるものの、チーム全体で仕事を共有しているので、育休中はメンバーがサポートしてくれました。それに部署のメンバーだけでなく、会社のチャットで多くの方から「おめでとうございます!」のメッセージをいただいて嬉しい気持ちになりましたね。
仲間の圧倒的なサポート
僕が所属している店舗開発は、タスクを可視化して、チームメンバー内でシェアするカルチャーがあり、毎朝朝礼でタスクをお互いに確認する時間を設けています。リモートワークでも、みんなの今の業務進捗が頭に入っているので非常にコミュニケーションが取りやすく、オフィスに行かなくても滞りなく仕事ができています。
これらの文化は、長期休暇を取得する時にも非常に役に立ちます。なぜなら、常に業務をシェアできているからこそ、育休に合わせて引き継ぎをお願いしたり役割分担をするなどとてもスムーズに育休に専念することができたからです。
営業だからと言って一人で抱え込むこともなく、オンとオフをメリハリつけて働くことができる環境が整っています。
育休中のあれこれ
「とは言っても、完全にオフってことは難しいのでは?」そんな疑問も飛んで来そうです。これから日本フードデリバリーに入社される方が想像と違う!とならないように嘘偽りなくお伝えします。
日本フードデリバリーではトークノートという社内SNSを使っています。私用携帯にインストールすることも許可されているので、僕は自分のスマホでも確認できるようにしていますどうしても僕にしか分からない案件があったらメンバーからメッセージは来ますが、引き継ぎをしっかりしていればしっかり休むことも可能です。「もー休みなのに連絡しないでよ!」なんてことでイライラしたことは無いです(笑)
その一方で、お客様(飲食店)さんが相手なので突発的な電話はたまにかかってきます。今ダイレクトにやりとりをしているところに関しては、育休のスケジュールに合わせて動いているので問題ないのですが、1件突発的なトラブルが起きてしまいました。その時は上司が対応してくれ本当に助かりましたね。
完全に仕事の事を忘れることはできませんが、数時間に1回社内SNSに目を通して、対応が必要な事があれば、社内チャットを使って営業サポートの方にお願いする作業をしていました。数分で終わるので業務に関するストレスはほぼゼロでした。こういった社内の協力体制も本当にありがたいなと思っています。
家庭VS仕事
より具体的にイメージしていただくために、実際に子供が生まれてからの僕の1日のスケジュールを紹介します。
子供が産まれてからの僕のスケジュール
7時 :起床&家事
8時 :ミルクなど、朝食準備
10時 :朝礼
11時 :アポとりリスト整理、既存店対応)
12時 :休憩
13時 :移動
14時 :商談
19時 :帰宅
20時 :子供をお風呂に入れる
21時 :夕食、妻と会話
24時 :就寝
お子さんいる方は私も含めこんな感じかなと思います。朝がゆっくりな分できることは多いです。転職前の会社は8時30分始業だったのでそれだと朝時間的な余裕もなく家事などできなかったと思いますが、始業時間が遅い分今後は保育園、幼稚園の送り迎えもできますしメリットかなと思います。
子供がキッカケで産まれた新しい商品
子供が生まれたことは仕事の面でもプラスになる事が多いです。営業先の飲食店に行った時、店内のキッズスペースが事が目に留まりました。キッズズペースについて尋ねたところ、小さなお子様を一時的に預かるために保育士さんを完備しており、お父さんお母さんは安心して食事をゆっくり楽しめるお店をコンセプトにしているそうです。
飲食店の社長も小さな子供がいて、子供が生まれると自由に外食できなくなるのでキッズスペースを導入したそうです。「実は僕も最近子供が生まれて...」という話になり、会話が広がりました。そして、謝恩会やご家庭でお子様も食べられるお弁当の商品開発まで話が進みました。子供が産まれたことで視野が広がって、仕事にも良い影響を与えられているので感謝しています。
入社される方へメッセージ
私は育児休暇取得期間は10日程でしたが、特に期間も決められていたわけではないですし「むしろもう少し取らないの?」みたいな風潮なので育児休暇は取りやすいかと思います。僕が取得したことで、他部署の男性社員も取得するなど、「男性の育休」が広がりつつありますね。
代表も3児のパパで子育てには協力的な会社なので、子供を持つ親にも優しい会社です。会社を選ぶ時の判断基準になると幸いです。
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