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「龍」巡り④ 大徳寺・龍源院 特別公開 

室町時代創建の大徳寺の塔頭寺院。
四つの庭を持つ洛北の苔寺 開祖堂の龍図公開。

表門

緑につつまれた石の参道が続きます。

襖絵「龍と波」

「龍」
「波」

庭園「一枝坦(いっしだん)」

1980年(昭和55年)に当時の住職が作庭した枯山水庭園。
東渓禅師が師である実伝和尚から賜った「霊山一枝之軒(りょうぜんいっしのけん)」という室号から名付けられたもので丸くかたどった大きな苔の島に石が立つ亀島が印象的な斬新な庭である。

庭園「東滴壺(とうてきこ)」

方丈と庫裏との間の狭小な空間につくられた壺庭。1
960年(昭和35年)鍋島岳生(なべしまがくしょう)によって作庭された現代壺庭の傑作。
白砂敷きのなかに5つの石が3・2の石組みに分けて配されている。
日本最小の庭園であるという。

方丈北庭「龍吟庭(りょうぎんてい)」

丈北側に広がる三尊石組からなる室町時代の枯山水庭園。
相阿弥の作庭という。
中央の石組は須弥山を表し青々とした杉苔は洋々たる大海を表している。

庭園「滹沱底(こだてい)」 「阿吽の庭」とも呼ばれる

宗祖・臨済禅師が住した中国・鎮州城の南を流れる滹沱河から名付けられた白砂の庭。
阿吽の石と名付けられた2つの石は聚楽第の遺構といわれる。

特別公開 開祖堂

開祖・東渓禅師の塔所となっている。
一重入母屋造り・檜皮葺きの建物で
南北朝時代・鎌倉時代・室町初期時代の禅宗様の粋を取り入れた昭和の代表作である。


特別公開 開祖堂 龍の天井画

どの方向から見ても目があう龍。

個々は写真がOK。

井上石邨(いのうえせきそん)が描いた天井画。


特別公開の「龍」を公開最終日に診ることが出来て。
「龍」を堪能の1日。

泉涌寺から大徳寺と龍を目指して 天井を見上げて😄
ちょっと首が痛いかな(笑)
楽しい日だった🥰



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