家事代行人だけど、別に「掃除が好き」ではない

よく人に「掃除が好きなんですか？」と聞かれるが、いつも返答に困る。好きではないからだ。自宅の掃除も、たまになら気晴らし程度にやってもいいが、一生やらなくていいなら、やりたくはない。仕事でやる分には、真剣にやるけど、我が家となると話が違う。なので、掃除好きかと質問された場合、「そうですね、向いているとは思います」と、ふんわりした感じで答えている。

掃除をしない状態とした状態を比較したら、前者の方が何十倍も嫌。埃の積もって物が散乱、水垢すごい、油でベトベト……と、居心地の悪い家で過ごすなんて、デメリットが大きすぎる。それをシャットアウトするために、日々、自宅の掃除をしているというわけだ。

仕事が立て込んでいる、面倒くさい、誰にも見られないからいい……など、掃除をしない理由は人それぞれだが、ほったらかしていると、無意識にじんわりと「それら」が家の中へと侵略してくる。いつの間にか汚れが「風景」になってしまう。だから私にとっての掃除や整理収納は、リセット＆予防なのだろう。

ちなみに、汚れ落とし研究家の茂木和哉氏が自身のYouTubeチャンネルで「掃除は基本的にしたくないし、嫌いなんです」と発言したのを聞いて、思わず笑ってしまったが、本当にその通り！同感！