好きなことが見つからない人が、好きなことを発見するシンプルな方法

社会に出ると色々なことを我慢して生きることを求められると思います。

子どものときからの夢、やりたい仕事、自分の時間や趣味など。

小さなことから大きなことまで私たちは我慢をして生きています。

いや、もはや諦めに近いかもしれません。

何をしても無駄だ。

そんな不可抗力感に苛まれている気がします。


そんな現状をなんとかしたい。自分の人生を取り戻したい。

そう思って、読書をしたり、人のアドバイスを聞いてみたりするけど、言われるのは、自分の好きなことを見つけましょうとか、やりたいことを見つけましょうということだけ。

長らく諦めモードで生きてきた人にとっては、どうやってそれを見つければいいのかわからないというのが本音だと思います。

そこで、私がおすすめする好きなことを発見するつシンプルな方法をお伝えしたいと思います。


それは、今この瞬間が長く続いてほしいと思うか、今この瞬間が一刻も早く終わってほしいと思うか知るという方法です。

例えば、好きな人と一緒にいるときは、この時間がずっと続けばいいのに。そう願いますよね。

反対に苦手な上司と一緒にいる時間は、早く終わってほしいと思います。

「なんだそんなことか」

そう思われるかもしれませんが、自分を見失っている人にとってはそれに気づくことさえも難しい状況だと思います。

また、この例えはわかりやすい例ですが、好きな仕事を発見するのはさらに難しいと思います。

特に頑張り屋さんや真面目な人ほど、苦手なことでも一生懸命にこなしてしまうので、気がつきにくいのではないでしょうか。

本心を抑えて頑張り続けるからこそ、好きなこと迷子になってしまうのです。

そんな方にこそ、この「長く続いてほしい」という感情に気づく習慣を身につけていただきたいと思います。


実践するにあたって大切なことがあります。

それは、同じ作業でも人が変わると気持ちが変わり、同じ作業でも体調が変わると気持ちが変わり、同じ作業でも場所が変わると気持ちが変わるということです。

何を言いたいかというと、環境が変わると同じ作業でも感情が変わるため、本当にその作業が好きなのか、作業以外の部分が好きなのかを見極める必要があるということです。

誰と何をやるのが好きか、

どういう体調のときに好きと感じるか、

どこでやるのが好きか、

このように、なぜそれが好きなのかを発見してほしいと思います。

例えば、苦手な食器洗いでも、不仲な旦那の食器洗いは苦痛かもしれませんが、大好きな友人との集まりの食器洗いは楽しいかもしれません。

好きなことというのは、案外そういう周辺環境に左右されるものです。

そのことさえ知っておけば、あとは自分の本心を探るだけです。

『今この瞬間が長く続いてほしいと思うか、今この瞬間が一刻も早く終わって欲しいと思うか』

この問いを自分に問いかけ続ければ、きっと心の底から大好きなことに出会えると思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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