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「いいことがあると、過去が変わります。」

 タイトルの言葉は、喜多川泰氏の「株式会社タイムカプセル社」に出てきた言葉だ。
 凄く感動的な本で、目頭が熱くなった。この話の中で私が一番印象に残った言葉が、「いいことがあると、過去が変わります。」という言葉だ。
 よく「過去は変えられないが、過去の受け止め方は変えられる」と聞いたりしますが、受け止め方を変えるのって簡単ではないですよね。ですが、「いいことがあると、過去が変わる」という言葉を読んで、「いいことが過去の受け止め方を変えてくれるんだ」と、しっくりきました。

 例をあげると「交通事故で怪我をしてしまったが、病院で人生の伴侶となる看護師さんと出会えた」とか「大好きだった人と別れたお陰でもっと素敵な人に出会えた」とか。もちろんこんなにうまくいくとは限りませんが、嫌なことがあったときに自暴自棄になるのではなく、そこから歩みを進めたり、自分に投資したり、もっと広い世界を見に行ってみたり、そういうちょっとした努力をすることで、「いいこと」が近づいてくるのではないでしょうか。
「もう少し前向きに頑張ってみよう。」そんな気持ちになれる素敵な言葉だったのでこの場を借りて皆さんに紹介させていただきました。
 人生、いいことばかりではないですが、些細ないいことを大切に生きていきたいですね。


 

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