やらないことを決めるコツ4選
12月は1年間を振り返り、翌年の目標を決める大切な月です。目標を決めるときに大切なことは、やらないことを決めること。
ということで、昨日は「やらないことを決めることで新しい人生が動き出す」ことをno+eにしました。
今日は昨日の続編。「やらないことを決めるコツ4選」です。聞き馴染みのあるコツから入って、少しずつ深く潜っていくのでぜひご覧ください。
やらないことを決めるコツ
目標と優先順位
何をいつまでにしたいかという目標を作ることは非常に大切。特に、「いつまで」が重要。期限を決めるとそこから逆算することができる。
例えば、ダイエット。「いつまで」を決めるから頑張れる。(本来は連続性のある「いつまで」が良いが。)
「いつまで」を決めると目標から逆算できる。すると、自ずと優先順位が決まる。目標設定→優先順位。
優先順位を決められない人は、目標が決まっていない人。行き先が決まっていないのに、持ちものを決めようとしているようなもの。目的地を決めるのが先。
「もったいない」をやめる
ものを捨てたいのに捨てられない理由の一つが、「もったいない」の精神。かかった費用や時間を考えるとなかなか捨てられない。
「コンコルド効果」と言ったりするそうですが、「無駄にしたくない」という心理が、捨てられない要因です。
人生に損失はつきもの。勇気を振り絞って損失を取らなければならない。頭ではわかっているのに勇気が出ない。
そんなときは一定の基準を設けてみる。
基準1つ目は「1年間使わなかったものは捨てる」という時間基準。「やろうと思っているけど、半年間着手できていない」のも思いきってやらないと決める。1年や半年やらなかったものは、やらないという時間基準を設定します。
2つは、「比較」。捨てられないモノとこれから得たいモノを比較して、本当に自分が望んでいるのはどちらかを考えてみるというのも手です。比較より相対的に判断します。
このように自分のなかに評価軸をもつと、取捨選択をしやすくなります。
考え方を変える
無駄なストックは負債
意外と気づいていないのが、モノを所持しているだけでもコストはかかっていること。
家の一定の面積を取るのだから家賃に組み込まれていますし、電気や通信にかかるものであれば電気代や通信費もかかるし、税金だってかかる。
なによりも精神的な負債が大きい。ごちゃごちゃした空間は疲れるし、やらなければならない(ような)タスクは精神的に自分を追い詰める。
モノを捨てられない、やめられないことにより、物理的なコストや精神的なコストを無駄に消費している恐れがある。
小さな成功体験を積む
大きく捨てられないなら、小さく捨てることも試したい。小さく捨てることも立派な成功体験。徐々に大きく捨てられるようになる。
小さなやめる体験が大切。大胆にやめることはできなくても、ほんの些細な「やめる」を決め、成功体験を積むことは大切です。
歴史や背景を調べる
実は今回1番言いたいのはこの章です。
仕事あるあるですが、無駄な会議や無駄な作業だと思いながら、流されて続けてしまう仕事があります。このような無駄をやめたいときは、それが始まった歴史や背景を調べると良い。
そもそも仕事の始りには、何かしらの目的があったはずですが、その目的がいつのまにか形骸化して表面的な仕事に変わってしまった可能性が高い。
その仕事の目的や背景はなんだったのか?
それを調べることで、意味のある仕事かどうかを判断することができるようになります。
仕事以外にもあります。
例えば年賀状の慣習。そもそも年賀状は郵便というビジネスのために国が作ったのもの。
歴史的背景を知ると、それを踏まえて続けるか、やめるかを主体的に判断できるようになります。歴史を調べるだけで、なんとなくやっていたことを、「やらない」と決めることができるようになるのです。
まとめ
1.やらないことを決めるには、まず目標を定める。そして優先順位をつけて、勇気を持って決断することが大切。
2.これまでにかけてきたお金や時間を「もったいない」と感じたときは、時間基準や比較で割りきる。
3.考え方を変えることも大切。無駄なストックは負債ですし、それを体感するためにも小さな成功体験から始めることが必要。
4.また、歴史や背景を知れば、そもそもその作業をやるべきかを判断する材料になる。仕事や慣習、しきたり、行事などが始まった背景が現在と合致しないということはよくあります。思考停止して盲目的にやる作業は損失でしかない。思考を巡らせて調べることが大切。
このように、やらないことを決めるコツはたくさんあります。よへいは今年、昼ご飯を食べないこと、無駄な飲み会に参加しないようにしました。
効果てきめん。
空いた時間をno+eや読書に当てることができるようになり、記事の6ヶ月投稿へと繋がりました。
やらないことを決めて、主体的に人生を動かしていきましょう。
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