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アメブロ、AMP辞める【愚行】

皆様こんにちは、月間平均 100 万 PV の個人ブログ「Jetstream BLOG」管理人 & ライターの 石井順 です。

今回の話題は、サイバーエージェントが 2021 年 11 月 15 日に発表した、ブログサービス「アメブロ」における「AMP(Accelerated Mobile Pages)」終了について。率直に私、「アメブロ」の愚行だと思うわけです。

「アメブロ」は 2016 年より、Google と Twitter が共同で開発した HTML フレームワーク「AMP」に対応してきたわけですが、2021 年 11 月 15 日より、順次「AMP」対応を終了することを発表しました。

その理由は、「AMP」対応に対する恩恵が受けられなくなったことと、一部のユーザー協力の基で「AMP」対応を辞めても、特にパフォーマンス低下などの影響は見られなかったから、とのこと。

ちなみに「AMP」対応の恩恵とは、Google 検索されたときの上部にカルーセル表示される仕様のこと。今までは「AMP」に対応していないとこの恩恵を受けることができなかったのですが、現在は「AMP」対応有無に関係なく、カルーセル表示されるようになっています。要は、恩恵 = SEO 対策で、現在は「AMP」である必要がなくなったということです。

パフォーマンス低下の影響が出なかったというのは、トラフィック(検索流入)の低下や「Google Discover」への掲載頻度を指す模様。こちらも特に、「AMP」対応を辞めたからといって影響はなかったとのこと。

つまり、多方面で「AMP」対応を辞めたことに対する影響はなかったため、「アメブロ」は今回「AMP」対応を辞める決断に至ったというわけですね。

アホだな、「アメブロ」。

もちろん「アメブロ」は超大規模サイトとなるため、私のような個人ブロガーのブログサイトとはメンテナンスの規模が異なります。そういったことを加味した上でも、私は「アメブロ」の「AMP」対応終了を愚行と思うわけです。

それはなぜか?Google が「AMP」対応を強く推し進めているから。それ以上でもそれ以外でもありません。SEO 的に「AMP」対応が必須ではなくなってきているとはいえ、Google が推奨しているサービスを辞めるのは、率直にアホ。

私個人、「AMP」は直近の SEO 概念そのものだとも思っているので、それを辞める「アメブロ」は、(極端な話ですが)SEO 対策を辞めることと同じと思っています。超絶アホ。逆に「Native AMP」に移行すれば良かったものを。

まぁ、私は「アメブロ」を使っているわけでもないので、「アメブロ」が「AMP」を辞めようが何しようがどーでもいいことではあるのですが。むしろ、超大規模サイトがアホな決断をしてくれたお陰で自身のサイトの優位性も向上するので、逆にありがたいですね。

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