W杯の写真、個人で購入することにしました。W杯撮影36年の赤木さん、ラストダンス
カメラマンの赤木真二さんは、
Numberの表紙など何度も撮っているプロ中のプロ。
なんと、W杯取材は1986年から!(36年前?すご…)。
今回のW杯でも『8回以上のW杯取材者対象』で
FIFAから表彰された一人。
ロナウド(元ブラジル代表)との記念写真も
撮ってもらえる、
簡単に言うと”気のいいおじさん”です。
赤木さんとは、昔からFIFA・UEFAの大会取材時、
一緒にご飯を食べさせてもらったり、
ホテルを一緒させてもらったりしてきた大先輩。
若かりし頃の自分にとって、尊敬すべきメディアの人。
今の自分を、形作ってくれている人の一人です。
その赤木さんから連絡をもらって、
数カ月前、15年ぶりぐらいに東京で会いました。
むしろ日本で会うの、ほぼ初めて?
いろいろ話して、W杯に行くのを聞いて、
「今回の撮影でW杯は最後にする」と聞きました。
赤木さんみたいな真の職人が、
その技術や経験を発揮できない、
評価されない世界にはしたくない。
「だから、僕は赤木さんにお金を払いたいです!」と
申し出て、とりあえず個人で写真を
買わせてもらうことにしたのです。
完全燃焼させてくれる日本代表
安いながら、個人の範囲で。
何十年も積み重ねてきた技術に対する、
当然の対価を提示させてもらった。
すると、赤木さんは言いました。
「そんな高くなくていいよ、その気持ちだけで感動してるから」。
W杯での日本躍進は嬉しいし、
実際に4〜5人インタビューさせて
もらったから応援はしてる。
でも、ピッチの中で起きていることは、
肌感だと、身近な部分もありながら、
少し遠くて…。
個人的には、
赤木さんみたいな自分の大切にしたい人が、
完全燃焼してくれる、させてもらえる。
そんな試合を、日本代表がしてくれていること。
それが、何より嬉しいのです。
ブラボー日本!
芋けんぴが好きなので、芋けんぴ代にさせていただきます。お仕事のご依頼もなんなりと。本当はWEB制作・企画、運用などが軸です。写真撮影、動画編集、サーバ管理、コーディングと、制作に必要なことはだいたいやれます