私は、生きるのがつらくなった時、過去の死ぬかと思った時のことを思い出すのです。

私には、今まで死ぬかと思った出来事が3つあります。

今でもその時のことを思い出すとゾッとして身の毛がよだちます。

1つ目は、
小学生の頃、進入禁止のダム（というか水をせき止めているところ）で
泳いでいて、仲間と遊んでいたのですが
知らぬ間に、だんだんとせき止められている端のところへ流されていました。
それまで緩やかだった流れも、端に近づくにつれすごい水流になり、
流されてしまいそうになりました。
高さは、ゆうに10m以上ありました。
必死で泳ぎました、でもどんどん吸い込まれるように端に流されそうになります。
本当に必死で全力で泳ぎつづけなんとか流れの緩やかなポイントまで戻れましたが
あのまま、流されているのに気づくのが遅かったらと思うとゾッとします。

2つ目は、
大学生の時、車に乗って雨の山道を
スピードを出して走っていました。
雨で視界が狭くなっていて、
山道の曲がりくねった道を走っていて
気が付くと目の前に対向車線のバスが突然現れました。
慌てて、ブレーキを踏んだのですが、
砂利と雨でスリップしてコントロール不能になりました。
山側の側道に片輪が脱輪して車が止まったのですが、
もしも反対側の谷側のガードレールに突っ込んでいたら
車ごと谷に落ちていたでしょう。
本当に反対側に突っ込まなくてよかった。

3つ目は
社会人3年目くらいの時、
作業中に約2m高さのところから
足を踏み外し落下。
地面に右肘を打ち付けました。
左腕は複雑骨折。そのまま家に帰ることもなく
約1週間の入院生活に入りました。
高校生の時の柔道の授業をまじめに受けていてよかったと、
心から思いました。
とっさに受け身を取れたことで肘の骨折で済みましたが
もしも、受け身が取れず、頭から落下したていたらと考えると
本当に、体育の先生に感謝しかないです。

というよう死ぬかと思った出来事を思い出す、ことで
本当に死ななくてよかったと思うとともに
もう少し頑張ってみようと自分自身に言い聞かせるのです。

まだ、生きてる。と。

なんしか、カッコいい大人になろう。

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